デジタルマーケティングの専門誌である「日経デジタルマーケティング」(日経BP社)が、2015年12月2日~2016年1月7日の期間に実施した消費者アンケートの結果(※)から導き出したもので、企業やブランドがソーシャルメディアを用いた販促活動でどれだけ売上げにつなげたかのランキングです。消費行動スコア(偏差値)と呼ばれる値に基づいています。
※)このアンケートでは消費者が企業からのソーシャルメディアによる働きかけによって商品購入やサービス利用へと行動が変化したかどうかなどが確認された。有効回答数は1万7233人であったとのこと。
上位は以下のようになっています。()内は前年度の順位です。
1位(24):ドミノ・ピザ、2位(38):GU、3位(5):マクドナルド、4位(8):ハーゲンダッツ、5位(4):ミスタードーナッツ、6位(7):セブン-イレブン、7位(3):ユニクロ、8位(16):サブウェイ、9位(2):無印良品、10位(1):スターバックス、以下20位まで、ファンケル、明治、ケンタッキーフライドチキン、任天堂、オルビス、ANA、ネスカフェ、ロクシタン、ローソン、西友の順。
ドミノ・ピザなど上位に入った企業やブランドの多くが無料対話アプリのLINEを活用していたとのことです。例えば、ドミノ・ピザは、2015年9月より「ドミノ簡単注文」と呼ばれるLINE活用サービスを提供しています。
なお、4位のハーゲンダッツは、LINEでなくツイッターを活用したキャンペーンなどが功を奏したようです。
日経BP社のニュースリリース(2016.2.22)のサイトは、https://www.nikkeibp.co.jp/atcl/newsrelease/corp/20160222/です。