気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“人体通信”とは

2011-01-02 23:22:41 | Weblog
人体を経由してデータのやり取りを行う仕組みで新しい技術です。

通信の方式としては、人体が帯びている電気を送信機で変調し受信機で復調することにより通信を行う「電界方式」と、微弱な電気信号を人体に流して通信する「電流方式」の2つがあります。後者の場合、人体に流す微弱な電気信号は人体への影響はないとされています。

最近、人体通信用の部品などが開発され、市場に導入され始めています。このような部品をICカードや携帯機器、改札機などへ組み込むと、カードをかざすことなく手を触れるだけでドアが開いたり、改札機を通り抜けたりできるようになるようです。

また、腕時計のような測定機に組み込むと、センサで取得した脈拍や血流、歩数などの情報をそれを処理するデータ管理装置に手を触れるだけで送ることができるとのことです。

今後、色々な用途への応用が見込まれています。




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