俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

寒落暉

2023-01-21 | 俳句・冬・天文

 

 

寒落暉この惑星に戦あり

 

 

 

 

 

 

寒中に没する太陽をいう。

 

 

 

 

 

 

冬は寒さで大気も引き締まり、夕日は眩しいくらいに輝く。

 

 

 

 

 

 

夏の焼けるような赤々とした夕日とは対照的に、寒さで身が引き締まるような明るい輝きを放つ。

季語として大歳時記の「冬夕焼」の傍題となっている。

 

 

 

 

 

 

地球という惑星には、二十一世紀になってもまだ戦争がある。

寒落暉を眺めながら、西方の戦をしている遠い国を思った。

 

 

 

 

 

振返るたびに燃えをり寒落暉

 

 

 


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