俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

竹煮草

2015-06-30 | 俳句・夏・植物




川沿ひの径歩けり竹煮草



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ケシ科の多年草。

日当たりのよい荒地に自生する。

茎や葉から出る黄色の汁液は有毒。

夏、白い小花を円錐状につける。






川風の夕風となり竹煮草



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夕焼

2015-06-29 | 俳句・夏・天文




畑に出て夕焼にただ無言なり



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夕日が沈む時、西の空が赤く染まる現象をいう。

四季にわたって見られるが、夏に壮大な夕焼を見ることが多い

ので、夏の季語となっている。

翌日は晴天になることが多い。

バスを降りると丁度夕焼となっていた。

畑の広い所へ出て、無言で夕焼を眺めていた。






夕焼に誓ひを一つ立てにけり



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梅雨曇

2015-06-28 | 俳句・夏・天文




ジョギングの人らの息や梅雨曇



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梅雨期のすっきりしない曇天をいう。

日本付近に横たわる梅雨前線の働きにより、暗雲が垂れ込めた

りする。







川沿いを歩くと梅雨空が広がっていた。

暗い曇天であったが、ジョギングの人達の吐く息はしっかりとして

いた。






梅雨雲の切れて電車の通りけり



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青蔦

2015-06-27 | 俳句・夏・植物




青蔦の倉庫に踵返しけり



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ブドウ科の落葉蔓性木本。

日本、中国、朝鮮半島に自生する。







木の幹、家の壁や塀などに、巻きひげの先端の吸盤で張りつく。







散策をしていて青蔦の覆った倉庫を見つけた。

見事な青蔦を見たところで引き返してきた。






青蔦の木を目印に待ち合す



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立葵

2015-06-26 | 俳句・夏・植物




坂道にある洋館や立葵



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アオイ科の二年草。

地中海沿岸原産。

観賞用に栽培される。

六月頃、葉腋に大形の五弁花をつけ、長い花穂をつくる。

花色は紅、桃、白、黄、紫など様々。







坂道に面して洋館が建っていた。

その建物の脇に桃色や白色の洋風な立葵が咲いていた。






珈琲のテイクアウトや立葵



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