俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

ゴールデン・ウィーク

2024-04-28 | 俳句・春・人事

 

 

ゴールデン・ウィーク歩くほかはなし

 

 

 

 

 

 

四月末から五月上旬にかけての祝休日の多い期間をいう。

 

 

 

 

 

 

四月二十九日昭和の日、五月三日憲法記念日、五月四日みどりの日、五月五日こどもの日などの祝日に、週休二日制の土日、振替休日などが加わると、約一週間以上の休日が続くゴールデン・ウィークとなる。

 

 

 

 

 

 

晩春、初夏の好季節でもあり、国内、海外に旅行をする人も多い。

「黄金週間」ともいう。

 

 

 

 

 

 

ゴールデン・ウィークとなった。

人々はキャンプをしたり、川で遊んだりしているが、こちらは何の予定もなく、いつもと同じようにただ歩くだけである。

 

 

 

 

 

犬と瀬に入りたし黄金週間を

 

 

 

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花見

2024-04-09 | 俳句・春・人事

 

 

安寧の世なればこその花見かな

 

 

 

 

 

 

桜の花を観賞し、楽しむことをいう。

 

 

 

 

 

 

桜花を愛でる習慣は、平安時代に起こったが、後に武家の間にも広まった。

豊臣秀吉の「醍醐の花見」は有名。

 

 

 

 

 

 

江戸時代も元禄以降になると、庶民の間にも広まった。

華やかで自由な気分から、四季の行楽として最も親しまれた。

 

 

 

 

 

 

花見に行った。

人々が自由に花見ができるのも、世の中が平穏無事だからこそと思った。

 

 

 

 

 

その下を歩く楽しさ花見人

 

 

 

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雛祭

2024-03-03 | 俳句・春・人事

 

 

茅葺の江戸の庄屋の雛(ひひな)かな

 

 

 

 

 

 

三月三日、女児の成長を願い、雛壇に雛人形や調度を飾る行事をいう。

 

 

 

 

 

 

雛に桃の花を飾り、白酒、菱餅、あられなどを供えて祝う。

 

 

 

 

 

 

もともと人形(ひとがた)で身体の穢れを祓い川に流した上巳(じょうし)の日の祓の行事に、雛遊びの風習が習合したものである。

江戸時代から紙雛に代って内裏雛が多く作られるようになり、豪華な段飾りへと発展した。

 

 

 

 

 

 

茅葺の江戸時代の庄屋が移築されていた。

そこに雛の七段飾りが設けられていた。

 

 

 

 

 

雛の夜の酒を少しく過ごしけり

 

 

 

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ゴールデン・ウィーク

2023-05-03 | 俳句・春・人事

 

 

ゴールデン・ウィーク歩数重ねけり

 

 

 

 

 

 

毎年四月下旬から五月上旬にかけての祝休日の多い期間のことをいう。

 

 

 

 

 

 

国民の祝日のうち、昭和の日(四月二十九日)、憲法記念日(五月三日)、みどりの日(五月四日)、こどもの日(五月五日)が続く。

 

 

 

 

 

 

晩春から初夏にかけての最もレクリエーションに適した好季節でもあり、国内・海外に旅行する人も多い。

 

 

 

 

 

 

風もなく、穏やかに晴れたので出かけてみた。

ゴールデン・ウィークらしく芝生や遊具のある所では、親子が大勢遊んでいた。

それらを見ながら歩いた分、歩数が多くなった。

 

 

 

 

 

黄金週間茶席の床几野点傘

 

 

 

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2023-03-03 | 俳句・春・人事

 

 

楽聞えさうな雛壇ありにけり

 

 

 

 

 

 

雛祭は、三月三日、上巳の節句に、女児の成長を願い、雛壇に雛人形や調度を飾り、桃の花や白酒などを供える行事をいう。

 

 

 

 

 

 

もとは形代で体を撫で、穢れを移したものを川に流す上巳の日の祓の行事に、貴族の子女の雛遊びの風習が結びついたもので、江戸時代から紙雛に代って内裏雛が多く作られるようになり、豪華な段飾りへと発展した。

 

 

 

 

 

 

子供たちは雛飾りの前で食事をしたり遊んだりすることが、春の伝統行事の一つとして定着している。

 

 

 

 

 

 

復元した茅葺の農家に、豪華な雛壇が飾られていた。

その五人囃子から楽の音が聞えてきそうであった。

 

 

 

 

 

雛菓子を食うべ祝としたりけり

 

 

 

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