俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

初空・初日・初景色・初詣・雑煮

2025-01-01 | 俳句・新年・天文

 

 

しろがねの音なき一機初御空

 

 

 

 

 

仮の世をうつつに照らす初日かな

 

 

 

 

 

幾たびも見て年重ね初景色

 

 

 

 

 

初詣斯く長き列初にして

 

 

 

 

 

焚上げの煙流るる初詣

 

 

 

 

 

住み古りて心ゆかしき雑煮かな

 

 

 

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初日

2017-01-01 | 俳句・新年・天文




畑染めて昇つてきたる初日かな



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元日の日の出のこと。







日の出はいつもと変わらないが、それが元旦というだけで

改まった厳かなものに感じられる。







高台に上って初日が昇ってくるのをじっと待った。

日の出時刻よりも5分ほど遅れてやっと昇ってきた。

林があるからだろう。

さあっと差した初日が霜の畑を金色に染めた。






初日よりエナジーてふを内にかな



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初空・初詣・初景色

2016-01-01 | 俳句・新年・天文




帯なして雑木林や初御空






行列といふほどもなき初詣






畑道を犬と老人初景色



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「初空」は元日の空をいう。

「初御空」ともいう。







元旦の空は雲一つなく晴れ渡った。

初空らしく美しい青空であった。






初空へ鎮守の杜の欅かな







「初詣」は新年初めて社寺へ参詣すること。

新しい一年の無事息災を祈願する。






木洩れ日の階(はし)を上りて初詣







「初景色」は元日に眺める晴れ晴れとした景色をいう。






打ちつ放しゴルフの人も初景色



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初空

2013-01-01 | 俳句・新年・天文


初空へ胸広げたる深呼吸

元旦の空をいう。新年のいかにも清新な感じがあり、皆が希望をもって仰ぐ朝空である。「初御空」ともいい、これは天を崇めた言葉。今年の元旦はよく晴れ上がった。青空が美しく、思わず胸を広げて深呼吸をした。

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真直ぐなる塔の九輪や初御空


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初空

2009-01-01 | 俳句・新年・天文


初空に機影小さく光りけり

元日の空。「初御空」ともいう。年の改まった清新な感じの空をいう。初空に高く飛ぶ飛行機が小さく光って見えた。その音も遠く感じた。

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どこまでも青広がりし初御空


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