白雲の多く浮かべり今朝の秋
二十四節気の一つで、八月七日頃に当たる。
暦の上ではこの日から秋に入るが、実際にはまだ暑さが厳しい。
しかし朝夕などは、ふとしたときに秋の気配を感じることがある。
立秋の朝となった。
外に出ると、空には白雲が多く浮かんでいた。
立秋や野暮用一つバスに乗り
白雲の多く浮かべり今朝の秋
二十四節気の一つで、八月七日頃に当たる。
暦の上ではこの日から秋に入るが、実際にはまだ暑さが厳しい。
しかし朝夕などは、ふとしたときに秋の気配を感じることがある。
立秋の朝となった。
外に出ると、空には白雲が多く浮かんでいた。
立秋や野暮用一つバスに乗り
雲間より覗く青空秋近し
秋も間近ということ。
夏も終わりに近づくと、どことなく秋に近いことを感じる。
酷暑にあえいだ後だけに、秋を待つ心持はひとしおである。
曇っていたが、雲が割れてそこから青空が覗いた。
秋が近いことを感じた。
広き畑農夫ひとりや秋隣
梅雨明や対岸歩く人のゐて
梅雨が明けることをいう。
梅雨あがる、梅雨の後ともいう。
暦の上では入梅から三十日後とされるが、実際には地域やその年の状況によって異なる。
平年は、七月下旬までに全国で梅雨が明ける。
雷鳴が轟くと梅雨が明けるともいわれる。
関東甲信と東海は今日梅雨が明けたと気象庁から発表があった。
気温も36度となり、川堤を歩く人はほとんどいなかったが、対岸を歩く人が一人いた。
冷麺にのするベーコン梅雨明けぬ
雲間より夏至の夕日の輝けり
二十四節気の一つで、太陽の黄経が九〇度に達したときをいう。
陽暦六月二十一日頃にあたり、北半球では一年の内で昼間が最も長い。
梅雨の時期でもあり、昼の長さは実感しづらいが、夏至を過ぎると暑さが日々つのっていく。
今日は関東甲信地方が梅雨に入った。
朝から雨が降り続いたが、夕方に雨が上がったので散策に出た。
すると、雲間から夏至の夕日が茜色の輝きを放った。
日没後も明るかりけり夏至の空
牛乳に垂らすリキュール麦の秋
五月下旬から六月にかけて、麦が黄熟し刈り入れ時となる頃をいう。
オオムギ、コムギ、ライムギ、ハダカムギ、エンバクなど、麦の種類によって、若干のずれがある。
米は秋に収穫するが、麦は夏が麦刈りの時である。
麦秋の頃は暑くなるので、冷たいものが飲みたくなる。
そこで、牛乳にリキュールを垂らして飲むと美味しかった。
麦秋やフルート校舎より聞え