俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

立秋

2024-08-07 | 俳句・夏・時候

 

 

白雲の多く浮かべり今朝の秋

 

 

 

 

 

 

二十四節気の一つで、八月七日頃に当たる。

 

 

 

 

 

 

暦の上ではこの日から秋に入るが、実際にはまだ暑さが厳しい。

 

 

 

 

 

 

しかし朝夕などは、ふとしたときに秋の気配を感じることがある。

 

 

 

 

 

 

立秋の朝となった。

外に出ると、空には白雲が多く浮かんでいた。

 

 

 

 

 

立秋や野暮用一つバスに乗り

 

 

 

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秋近し

2024-08-06 | 俳句・夏・時候

 

 

雲間より覗く青空秋近し

 

 

 

 

 

 

秋も間近ということ。

 

 

 

 

 

 

夏も終わりに近づくと、どことなく秋に近いことを感じる。

 

 

 

 

 

 

酷暑にあえいだ後だけに、秋を待つ心持はひとしおである。

 

 

 

 

 

 

曇っていたが、雲が割れてそこから青空が覗いた。

秋が近いことを感じた。

 

 

 

 

 

広き畑農夫ひとりや秋隣

 

 

 

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梅雨明

2024-07-18 | 俳句・夏・時候

 

 

梅雨明や対岸歩く人のゐて

 

 

 

 

 

 

梅雨が明けることをいう。

梅雨あがる、梅雨の後ともいう。

 

 

 

 

 

 

暦の上では入梅から三十日後とされるが、実際には地域やその年の状況によって異なる。

平年は、七月下旬までに全国で梅雨が明ける。

 

 

 

 

 

 

雷鳴が轟くと梅雨が明けるともいわれる。

 

 

 

 

 

 

関東甲信と東海は今日梅雨が明けたと気象庁から発表があった。

気温も36度となり、川堤を歩く人はほとんどいなかったが、対岸を歩く人が一人いた。

 

 

 

 

 

冷麺にのするベーコン梅雨明けぬ

 

 

 

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夏至

2024-06-21 | 俳句・夏・時候

 

 

雲間より夏至の夕日の輝けり

 

 

 

 

 

 

二十四節気の一つで、太陽の黄経が九〇度に達したときをいう。

 

 

 

 

 

 

陽暦六月二十一日頃にあたり、北半球では一年の内で昼間が最も長い。

 

 

 

 

 

 

梅雨の時期でもあり、昼の長さは実感しづらいが、夏至を過ぎると暑さが日々つのっていく。

 

 

 

 

 

 

今日は関東甲信地方が梅雨に入った。

朝から雨が降り続いたが、夕方に雨が上がったので散策に出た。

すると、雲間から夏至の夕日が茜色の輝きを放った。

 

 

 

 

 

日没後も明るかりけり夏至の空

 

 

 

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麦の秋

2024-06-01 | 俳句・夏・時候

 

 

牛乳に垂らすリキュール麦の秋

 

 

 

 

 

 

五月下旬から六月にかけて、麦が黄熟し刈り入れ時となる頃をいう。

 

 

 

 

 

 

オオムギ、コムギ、ライムギ、ハダカムギ、エンバクなど、麦の種類によって、若干のずれがある。

 

 

 

 

 

 

米は秋に収穫するが、麦は夏が麦刈りの時である。

 

 

 

 

 

 

麦秋の頃は暑くなるので、冷たいものが飲みたくなる。

そこで、牛乳にリキュールを垂らして飲むと美味しかった。

 

 

 

 

 

麦秋やフルート校舎より聞え

 

 

 

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