散策のコースの果てや蕪畑
アブラナ科の二年草。
南欧・アフガニスタン原産。
五千年ほど前には栽培されていたといわれ、日本には七~八世紀以前に中国から渡来した。
日本の古名は「すずな」。
主として根を食べるが、葉も食べられる。
根は扁球形、卵形、円筒形などの形に肥大する。
表皮の色の多くは白色だが、赤や赤紫の色蕪もある。
収穫は十一~十二月頃。
漬物や煮物、蕪蒸しなどにして食す。
散策のコースがいくつかあり、その一つの一番遠い所まで歩いた。
すると、そこには蕪畑が広がっていた。
葉と共に蕪揉んでをり数かぞへ