片陰に入りてメールを読みにけり
真夏の炎天下の、建物や塀に沿って道の片側にくっきりとできる日陰をいう。
人々は強い直射日光を避けて片蔭を選んで歩き、しばらく佇んで汗を拭いたりする。
片蔭は建造物、とりわけ道路沿いの家並や塀の片側に続く濃い日陰を指し、「緑蔭」「木下闇」などの樹木の陰とは区別して詠われる。
歩いていると、スマホにメールが送られてきた。
そこで、片蔭に入ってメールを読んだ。
公園へ行く片蔭の短しや