歓声を上ぐる自由や水遊び
暑い盛りに河川や海、庭先などで水を使って遊ぶことをいう。
ビニールプールや水鉄砲などの玩具で遊ぶこともある。
水遊びは大人よりも子供が主役である。
川で水遊びをしている子供たちがいた。
大きな声を出している子供がおり、ここには歓声をあげる自由があった。
道に服脱ぎ捨ててあり水遊び
歓声を上ぐる自由や水遊び
暑い盛りに河川や海、庭先などで水を使って遊ぶことをいう。
ビニールプールや水鉄砲などの玩具で遊ぶこともある。
水遊びは大人よりも子供が主役である。
川で水遊びをしている子供たちがいた。
大きな声を出している子供がおり、ここには歓声をあげる自由があった。
道に服脱ぎ捨ててあり水遊び
恙なく生きゐて土用鰻かな
夏の土用丑の日に食べる鰻をいう。
一年中で最も暑い時期で、その時期に夏ばて防止のために食する。
一説によると、平賀源内が鰻屋から宣伝を頼まれ、丑の日の鰻は薬になると看板に書いたことに由来するとされる。
ふつくらと御飯炊けたり鰻の日
冷索麵一日の疲れ忘れゐて
三輪の虹
麺の一種で、最も細い。
小麦粉を塩水でこね、ごま油などで細く引き伸ばし、天日で乾燥させる。
これを茹でて、冷水または氷で冷やしたものが冷索麺である。
これに山葵、葱、茗荷、青紫蘇などの薬味を入れた冷えた麺つゆにつけて食べる。
楽しまむ冷索麺にサラダのせ
蓮池に点となりたる日傘かな
夏の強い日差しを避けるための傘をいう。
江戸時代には紙を張ったひからかさが流行した。
明治時代になって西洋式のパラソルが伝わった。
絵日傘は小型で、絵や模様のある美しい傘をいう。
最近は、紫外線をカットするUV加工を施したものや、晴雨兼用のパラソルが主流となっている。
広い蓮池で日傘が点となって見えた。
(蓮池も夏の季語だが、掲句の場合は日傘に重点がある。)
さつさつと日傘の人の歩きけり