毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

床から土が…。  2010/11/24  No.15

2010-11-24 22:36:38 | 中国事情
 9月にさんざん部屋の文句を書きまくったので(註:exciteブログ「毎日がちょっと冒険」を見られたら見てね)、もう書くまいと思っていた。地元の中国人職員の宿舎に比べて数段立派なのに、これ以上文句を言ったら罰が当たると感じたので。

 しかし、ここ最近床を見るとため息が出る。ああ~、今日もまた…。何のことかと言うと、床に白っぽい土が、拭いても拭いても湧いてくるのだ。どういう訳か目覚まし音の時と同様に、私はまず2階の優しいメルダッドさんを疑ってしまった。(上でドタバタ歩くから土が知らないうちにハラハラと落ちてきているに違いない)と。実際にはそんなに足音は聞こえない。それに天井にひびも入っていない。髪の毛に土埃が付着することもない。変だなあ、と思いつつモップをかけていたら、見た~!!な、なんと、風が強く吹くとそのたびに床の隙間から土がフウッっと吹き上がって来るではないか!

 雑巾がボロボロになるまで一生懸命拭いても、すぐに薄汚れる原因がとうとう判明した。と同時に、(ここには長居できない)と思った。日本に帰るとは言っていない。2階以上のどこでもいいから引っ越すのだ。オフィスの話では来年になれば4階が空くそうだ。英語教師が一人辞めるらしい。約3ヶ月きれいな部屋にするために、日本の友人の皆様にタオルやら除菌スプレーやら送ってもらったが、もうエエワ、こんな部屋。本棚や寝室の洋服ダンスの異様な臭さもようやく解消されたけれど、床から土埃とさらに恐怖の冷気が吹き上がってくるのではかなわない。

 昨日、学生が「先生、“諦めが肝心”てどうしてですか。粘り強く努力するのが肝心じゃないですか。」と聞いてきたが、まさにこの状況は“諦めが肝心”シチュエーションだ。
 そうと決めたら、今度の部屋はどんな部屋かちょっとワクワクするなあ。
コメント (2)
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