毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

作文コンクール   2011年5月8日(日)  No.128

2011-05-08 22:24:27 | 中国事情
 日中交流研究所(東京豊島区「日本僑報社」内)主催の中国人学生による日本語作文コンクールがもう何年も行われている。協賛は株式会社「ドンキホーテ」と書いてあるが、どんな会社かサッパリ分からない。お金をたくさん出してくれているのだろう。最優秀賞は「日本へ一週間招待」だ。日本大使館、日中議員連盟や人民日報なども後援に名を連ねている。

 私の受け持つビジネス作文クラスでそれに応募することにした。テーマは震災前は別なのがあったのだが、震災後、「がんばれ!日本」が加わった。5月末の締め切りに間に合うよう、早く書け書け、とせかしていたのに、今ごろになって、ようやく作品が集まりだした。集中したら添削したくないので、早くして欲しかったのに、案の定、このざまだ。昨日から7人も8人も作品を送りつけるので、今日は一日作文添削とテスト作りで、パソコンに張り付いていた。

 気分転換は掃除と洗濯、それに布団干し。
午前中は好い天気で、また30℃前後の様相を呈している。かび臭い敷き布団を干してとても爽やかな気分になった。私が住み始めたときから既にかび臭い敷き布団(マット)だ。自分で布団を買ってもいいのだが、スーパーから持って帰るのが面倒だ。それに、既にある物を大切に使うことに抵抗はない。
昨日は、午前中に南側ベランダの網戸2枚を洗った。洗った後、(こんな色だったんだ!)と驚くほど清潔な白っぽい色になり、一ヶ月はこの色がキープされることを祈った。細かい土が毎日少しずつ堆積するベランダは、一週間放置すると、風が運び込む各種ゴミと相まってたいへん汚くなる。あんまり汚いと掃除するのが嫌になるので、毎週しかたなく掃き掃除とモップがけをしている。

 作文は、油断するとウッと涙が出そうになるものもある。学生が自分を正直に語る文に出会うときなどが、そうだ。紹介したいがコンクール応募作品なので、できない。落選したらバンバン紹介しましょう。さすが大学生、と思うのもあるし、日本の小学生とほとんど変わらないレベルのもある。これは日本語が上手下手ではなく、普段の思考力の差だと思う。
でも、作文を読むのはいいが、添削には本当に時間がかかる。今日は、朝から今まで12時間は添削しているなあ・・・。早くこの状態から抜け出したい。
コメント
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