「日本人はみんな中国から出ていけ!」
こんなコメントを日本のサイトで見るたびに胸が痛む。
確かに、中国にはこんな声もあるに違いない
しかし、同じサイトに、多くの中国人が日本について冷静に見ていることは、
ほとんど紹介されない。
これでは中国の生の姿が日本には伝わらない。
そもそも、中国の多くの大学には日本語学科があり、何十万人もの学生たちが
日本語や日本について学んでいる。
江西省でも多くの大学が日本語学科を設置している。
ちなみに、韓国・朝鮮語学科というのは全く聞かない。
日本語学科では、かなりの割合の学生が、大学に指定されて
(つまり、自分の希望ではなく)日本語学科に入学してくる。
それらの子たちは最初、
(1年間辛抱して、2年から会計か金融に転学しよう)と思う。
ところが、1年後、多くは日本語学科に留まるのだ。
「なんか、勉強すればするほど日本語が好きになって~。」
と屈託なく言う学生達の顔を何人も見てきた。
昨日のブログで紹介した、じょう立明さんもその一人だ。
しかし、日本語学科の学生でもないのに、
自分の専攻の傍ら、日本語学科の授業にせっせと通う学生もいる。
彭大鵬さんは財大蛟橋キャンパスで工商管理だかを専攻している3年生だ。
彼はこの学期ずっと、
二年生の会話授業にわざわざバスで麦盧キャンパスまで通ってきた。
毎週参加するので、
出席確認のとき、いつも彼の名前も呼ぶのが当然になった。
彼はなぜ、そんなに熱心に通ってくるのだろう?
日本語学科の学生たちは、嬉しい反面、不思議でもあった。
それが最終日のスピーチで分かった。
この、外からの熱心な学習者は、
明らかに日本語学科の2年生たちを奮い立たせた。
「私と日本語」彭大鵬
『花なら蕾の私の人生。この青春の始まりを悔やまないように大切にしたい。』
これは「1リットルの涙」というドラマのセリフです。僕は大好きなのです。
小さい頃、歴史で、千年以上前、
日本の留学生が中国に来たということを知りました。
留学生たちは中国で勉強した後、
中国の制度や文化などをいろいろ日本に伝えました。
例えば、今日とも奈良も中国の長安を真似て作った町です。
中国の文化は日本の文化に大きい影響を与えたということでしょう。
でも、現在の中国は古い建物が少ないです。
僕は古代の建物に興味を持っていますから、日本の京都に行ってみたいです。
それは夢です。
大学に入ってから、だんだん、日本のアニメが好きになりました。
「ONE PIECE」や「あの花」、「コオドギアス」など、
全部僕の大好きなアニメです。
アニメをきっかけに日本語を勉強しようと決めました。
一年生のとき、日本語を勉強するために塾へ通いました。
最初、楽しいと同時に難しいような感じがしました。
「五十音図」さえ数週間もかかりました。
単語も多いし、文法も易しくないし、さらに悲しいのは、
二級能力試験に失敗したことです。
とても辛かったです。
いつの間にか三年生になりました。
「なぜ日本語を学びたいのか?」
「何のために日本語を勉強するのか?」
いつも自分に問いました。
「就職のため」「新しい外国語を身に付けたい」…。
全てよい目的です。
でも、これは私の場合、本当の理由ではありません。
私は、本当に興味を持って、日本語を勉強してきました。
若いうちに、したいことをできるだけしたいのです。
そして、自分が好きなことをちゃんと続ければ、
きっと立派にできるようになると考えています。
だから、日本語は絶対あきらめません。
ずっと勉強を続けます。
今
学期、皆のお蔭でたいへん勉強になりました。
いろいろとありがとうございました。
こんなコメントを日本のサイトで見るたびに胸が痛む。
確かに、中国にはこんな声もあるに違いない
しかし、同じサイトに、多くの中国人が日本について冷静に見ていることは、
ほとんど紹介されない。
これでは中国の生の姿が日本には伝わらない。
そもそも、中国の多くの大学には日本語学科があり、何十万人もの学生たちが
日本語や日本について学んでいる。
江西省でも多くの大学が日本語学科を設置している。
ちなみに、韓国・朝鮮語学科というのは全く聞かない。
日本語学科では、かなりの割合の学生が、大学に指定されて
(つまり、自分の希望ではなく)日本語学科に入学してくる。
それらの子たちは最初、
(1年間辛抱して、2年から会計か金融に転学しよう)と思う。
ところが、1年後、多くは日本語学科に留まるのだ。
「なんか、勉強すればするほど日本語が好きになって~。」
と屈託なく言う学生達の顔を何人も見てきた。
昨日のブログで紹介した、じょう立明さんもその一人だ。
しかし、日本語学科の学生でもないのに、
自分の専攻の傍ら、日本語学科の授業にせっせと通う学生もいる。
彭大鵬さんは財大蛟橋キャンパスで工商管理だかを専攻している3年生だ。
彼はこの学期ずっと、
二年生の会話授業にわざわざバスで麦盧キャンパスまで通ってきた。
毎週参加するので、
出席確認のとき、いつも彼の名前も呼ぶのが当然になった。
彼はなぜ、そんなに熱心に通ってくるのだろう?
日本語学科の学生たちは、嬉しい反面、不思議でもあった。
それが最終日のスピーチで分かった。
この、外からの熱心な学習者は、
明らかに日本語学科の2年生たちを奮い立たせた。
「私と日本語」彭大鵬
『花なら蕾の私の人生。この青春の始まりを悔やまないように大切にしたい。』
これは「1リットルの涙」というドラマのセリフです。僕は大好きなのです。
小さい頃、歴史で、千年以上前、
日本の留学生が中国に来たということを知りました。
留学生たちは中国で勉強した後、
中国の制度や文化などをいろいろ日本に伝えました。
例えば、今日とも奈良も中国の長安を真似て作った町です。
中国の文化は日本の文化に大きい影響を与えたということでしょう。
でも、現在の中国は古い建物が少ないです。
僕は古代の建物に興味を持っていますから、日本の京都に行ってみたいです。
それは夢です。
大学に入ってから、だんだん、日本のアニメが好きになりました。
「ONE PIECE」や「あの花」、「コオドギアス」など、
全部僕の大好きなアニメです。
アニメをきっかけに日本語を勉強しようと決めました。
一年生のとき、日本語を勉強するために塾へ通いました。
最初、楽しいと同時に難しいような感じがしました。
「五十音図」さえ数週間もかかりました。
単語も多いし、文法も易しくないし、さらに悲しいのは、
二級能力試験に失敗したことです。
とても辛かったです。
いつの間にか三年生になりました。
「なぜ日本語を学びたいのか?」
「何のために日本語を勉強するのか?」
いつも自分に問いました。
「就職のため」「新しい外国語を身に付けたい」…。
全てよい目的です。
でも、これは私の場合、本当の理由ではありません。
私は、本当に興味を持って、日本語を勉強してきました。
若いうちに、したいことをできるだけしたいのです。
そして、自分が好きなことをちゃんと続ければ、
きっと立派にできるようになると考えています。
だから、日本語は絶対あきらめません。
ずっと勉強を続けます。
今
学期、皆のお蔭でたいへん勉強になりました。
いろいろとありがとうございました。