↑準備・司会・音響・進行は全て2年生が担当。
司会者の2人は衣装を整えている(借り代は個人負担かどうか心配だ)。
今年で4回目となる「校内アニメ吹き替え大会」。
途中停電で困ったり、急遽別室に移動したりしながら、
それでも終始、日本語学科ならではの和気藹々とした雰囲気の中で行われた。
江西財経大学の日本語学科学生は、
1年:20名、2年:18名、3年:30名、4年:30名と、全員でも98人で、
たぶん南昌の日本語学科がある学校で、一番小規模校だろう。
(或いは江西省で一番かも)
小規模校のいい所は、異学年交流がしやすいことだ。
今日の大会でも、学年を越えた混合チームがたくさんあった。
写真で会の流れをザックリ紹介しよう。
まずご挨拶。このグループの出し物は「君を呼んで」だったかな?
ドラマの部とアニメの部の2部あって、これはドラマの部。
主人公を演じた左端の徐さんの声は、心に迫るものがあった(3年生)。
後輩2年生男子はドラマ「西遊記」。
どこでこんな自分たちにふさわしいものを見つけてくるのか。
「肉~!肉~!」と叫ぶ優さん、ピッタリだ。
画面をよく見たら、あら、香取慎吾ちゃん。
中国語字幕は一年生など、まだ日本語がよくわからない人のためだと言う。
アニメのキャラクターと声の担当者はなぜかどことなく似ている。
この二人が上の画面のヒョットコとオカメを演じている(3年生)。
画面より演技者を見ている方が面白い。
1年生が画面のキャラクターになり切っている。可愛い。
こちらは2年生。声だけではなく、仕草も表情も画面と同じ。こうでなくちゃね!
ついに出た!「クレヨンしんちゃん」は、やっぱ、おもしろいわ。
クレヨンしんちゃんは特徴さえつかめば、とても真似し易い。
今日の演者(一年生)もしんちゃんの声に肉迫していた。
(このグループは2年、1年、英語学科の学生の混成)
意外と演じやすいものは、お年寄り、動物など、
わざと声を変えるもの。
このアニメ、タイトルが分からないがオオカミの神様や年寄り亀が出てきた。
真ん中の何さん、立派な年寄り亀だった。
見事に最優秀賞を勝ち取った3年生の3人組。
「金持ち、金持ち~!」とか言いながら高笑いしている。
これは休憩時間を利用して、3年日本文学クラスの精鋭たちが披露した、
「君、死にたもうことなかれ」のパフォーマンス。
弟になり切っている朱さんの表情が分かってもらえるだろうか。
と言うわけで、今年の吹き替え大会も終わった。
4年の陳小雲さんが、
「4年前なんか賞金はありませんでしたよ。
去年の最優秀賞も今年より百元少なかったし~。」と愚痴を言った。
時代は変わる。物価も上がっているんだしね