毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「アベ首相が襲われた!…という夢」No.1939

2017-05-07 19:26:12 | 中国事情

(新緑のキャンパス。右が取り壊されている途中の廃寮です。

 左は同じ年代の建築ですが、

 今も男子学生寮で8人部屋に学生たちが寝起きしています

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「昨夜安倍総理が暴漢に襲われる夢を見ました。」

昨日の友だちからのメールです。

いいですね。私も見たかったですよ。

「正夢か?何しろ総理大臣を襲った犯人を匿う役でドキドキしました(≧▼≦)」

とのことです。

ここで「正夢となるように祈っているわ。」

と呟いて、(ん、これ、既に共謀罪的かな?)という考えがよぎりました。

このように共謀罪とは、

心で思うことまで萎縮させる絶大な効果があります。


以前、飛行機の中で知り合った中国の留学生が言っていました。

「とても小さい時、政治家の誰かの名前を言ったら、

母が『そんなこと言ったら逮捕されるよ!』と言って、

私の口を押えました。

誰の名前を言ったかは忘れても、

母の言葉と口を押えられたことは、恐怖となって私の心に残りました。

日本は言論の自由があっていいですね」と。

共謀罪は、

呟きを誰かと共有しただけでも、

権力者によって決めつけられたら、もうお終いです。

庶民の自由・意志・力がここまではく奪されてしまうのです。

さらに、セットで特定秘密保護法、盗聴法があります。

壁に耳あり、障子に目あり。

日本は国民がのびのびと暮らすことを制限する、

とても悪い国になりつつあります。

「日本は言論の自由があっていいですね。

宝物を持っていますね。」

中国の学生の言葉を反芻して、唇を噛みしめます。

ここまで来てしまったのも、

深く考えずアベノミクスに期待して、

自民・公明・維新を選んだ日本の選挙民の選択のせいです。

コメント
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