毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「激動の五月、スピーチコンテスト終わる」No.1952

2017-05-26 23:54:42 | 中国事情

5月11日(2週間前)、大阪の桶蝶着物教室の講師団が来校して

熱気あふれるイベントを開催した後は、

毎日、毎日、スピーチコンテストの練習ばかりでした。

今日、晴れてそれが終わりました。

一位:鄭秋燕さん(三年)

二位:劉樹慧さん(二年)

〃 :唐瀾さん(二年)

三位:袁宏宇さん(三年)

〃 :閻小玲さん(二年)

〃 :韋彤さん(二年)

こうしてみると、二年が大活躍したのが分かります。

四月の予選から約二か月間、長々と続いたこのイベントも遂に終わりました。

いままで賞品は大学特製ノートだったのですが(笑)、

「小学生じゃあるまいし、ノートなんか誰が欲しいですかね」と、

私がさんざんこき下ろしたことが奏功したのか(きっとそうでしょう)、

今年は突然、

一位:アイパッド

二位:携帯用ハードディスク

三位:USBメモリー16GB

とまあ、豪華絢爛になりましたよ。

昨日の夕方、二年の韋彤さんが

「あのー、出場を辞退させていただきたいんですけどお」

などと言いだすので、予選で同じことを言った唐瀾さんをはじめ、

二年のみんなで説得したリ、

帰り道、一緒に歩きながら事情を聞いたりと、ドラマもありましたよ。

韋彤さんは高校のスピーチコンテストで頭が真っ白になり、

人生最大の失敗をして以来、大勢の前で話すのがトラウマになったそうです。

昨日の二年だけの最終練習では、初めから何も言葉が出て来ず、

ただ口をパクパクさせていたので、かなり心配しましたが、

今日は、やはり頭は真っ白だったけれど、

口が勝手に動いてうわ言のように言って終わったとのこと。

普段の韋彤さんの実力を知っている他の先生方は

不可解な表情を浮かべていましたが、

事情を知っている私は、

一応最後にたどり着けて大成功だったと褒めちぎりました。

韋彤さんも欲しかったUSBメモリーがもらえて、

ようやく笑顔が戻りました。

チャン、チャン。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする