5月11日(2週間前)、大阪の桶蝶着物教室の講師団が来校して
熱気あふれるイベントを開催した後は、
毎日、毎日、スピーチコンテストの練習ばかりでした。
今日、晴れてそれが終わりました。
一位:鄭秋燕さん(三年)
二位:劉樹慧さん(二年)
〃 :唐瀾さん(二年)
三位:袁宏宇さん(三年)
〃 :閻小玲さん(二年)
〃 :韋彤さん(二年)
こうしてみると、二年が大活躍したのが分かります。
四月の予選から約二か月間、長々と続いたこのイベントも遂に終わりました。
いままで賞品は大学特製ノートだったのですが(笑)、
「小学生じゃあるまいし、ノートなんか誰が欲しいですかね」と、
私がさんざんこき下ろしたことが奏功したのか(きっとそうでしょう)、
今年は突然、
一位:アイパッド
二位:携帯用ハードディスク
三位:USBメモリー16GB
とまあ、豪華絢爛になりましたよ。
昨日の夕方、二年の韋彤さんが
「あのー、出場を辞退させていただきたいんですけどお」
などと言いだすので、予選で同じことを言った唐瀾さんをはじめ、
二年のみんなで説得したリ、
帰り道、一緒に歩きながら事情を聞いたりと、ドラマもありましたよ。
韋彤さんは高校のスピーチコンテストで頭が真っ白になり、
人生最大の失敗をして以来、大勢の前で話すのがトラウマになったそうです。
昨日の二年だけの最終練習では、初めから何も言葉が出て来ず、
ただ口をパクパクさせていたので、かなり心配しましたが、
今日は、やはり頭は真っ白だったけれど、
口が勝手に動いてうわ言のように言って終わったとのこと。
普段の韋彤さんの実力を知っている他の先生方は
不可解な表情を浮かべていましたが、
事情を知っている私は、
一応最後にたどり着けて大成功だったと褒めちぎりました。
韋彤さんも欲しかったUSBメモリーがもらえて、
ようやく笑顔が戻りました。
チャン、チャン。