毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「山東省で3回目の卒業写真」No.2265

2018-05-16 23:41:01 | 中国事情

中国は写真好きな国だなとよく思いますが、

その時間のかかること、かかること、

私には苦痛以外の何ものでもありません。

今日は、夕方5時半にスピーチ指導を終えて(ああ、くたびれた。帰りましょ)と

カバンの中に道具を詰め込んでいたら、

李海鵬先生が、

「先生、今から卒業写真の撮影会があるので、一緒に行きましょう。」

と朗らかにおっしゃるではありませんか。

写真嫌いの私は心中トホホでしたが

卒業生のためだ!と自分を鞭打ってトボトボ着いて行きました。

図書館前に着くと、すでに

懐かしい4年生たちが英語学科と合同の大集団の最前列に並んでいました。

(上の写真ではありません)

早速写真屋さんが大集団で一枚撮ったので

もう終わりかと思いきや、

上の写真のように、順番にクラスごとに何枚も撮るのです。

日本語学科の学生たちは

衣装替えのためどこかに消えていつまでも帰ってきません。

下は待っている間に撮った李海鵬先生の写真です。

広島大学大学院に留学し、5,6年前に帰国して以来、

菏澤学院日本語学科の屋台骨として日々奮闘されている李先生は

先日、私のカバンにぶら下がった憲法九条のバッグチャームを

目敏く発見して、「〈NO WAR〉ですか、いいですね」

と言ってくださった方です。

待っている間に、最後の体力が萎んでいくのを感じ、

日本語学科の卒業生を待たずに、ヨロヨロと宿舎に帰り

そのままベッドに直行しました。

卒業生のみんな、申し訳ない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「『勉強して分かったら、そ... | トップ | 「仕事しごと、でも花草あれ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

中国事情」カテゴリの最新記事