中国は写真好きな国だなとよく思いますが、
その時間のかかること、かかること、
私には苦痛以外の何ものでもありません。
今日は、夕方5時半にスピーチ指導を終えて(ああ、くたびれた。帰りましょ)と
カバンの中に道具を詰め込んでいたら、
李海鵬先生が、
「先生、今から卒業写真の撮影会があるので、一緒に行きましょう。」
と朗らかにおっしゃるではありませんか。
写真嫌いの私は心中トホホでしたが
卒業生のためだ!と自分を鞭打ってトボトボ着いて行きました。
図書館前に着くと、すでに
懐かしい4年生たちが英語学科と合同の大集団の最前列に並んでいました。
(上の写真ではありません)
早速写真屋さんが大集団で一枚撮ったので
もう終わりかと思いきや、
上の写真のように、順番にクラスごとに何枚も撮るのです。
日本語学科の学生たちは
衣装替えのためどこかに消えていつまでも帰ってきません。
下は待っている間に撮った李海鵬先生の写真です。
広島大学大学院に留学し、5,6年前に帰国して以来、
菏澤学院日本語学科の屋台骨として日々奮闘されている李先生は
先日、私のカバンにぶら下がった憲法九条のバッグチャームを
目敏く発見して、「〈NO WAR〉ですか、いいですね」
と言ってくださった方です。
待っている間に、最後の体力が萎んでいくのを感じ、
日本語学科の卒業生を待たずに、ヨロヨロと宿舎に帰り
そのままベッドに直行しました。
卒業生のみんな、申し訳ない。
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