沖縄、福島、他にも日本からのニュースを見るたび、
何ていうんですかね、気持ちが枯れる➡気枯れる感じがします。
昔から日本の庶民は元気が枯れたときにハレの行事を行って、
また、気持ちにメリハリつけて生活してきたとのこと。
こちらではやりたい放題やらせていただいているので、
毎日がハレみたいなもんですが、
その一つ、江財大の時に2回ほどやったことのある『寿限無』を
ここ菏澤学院で初めて挑戦してみました。
「こんな時だけど」というより、「こんなときこそ」ですね。
挑戦すると言っても、演じるのは当然学生たちです。
(この子たちならできるかも)と思った学年にしか声かけできません。
2年目で、ようやくちょっぴり条件ができてきたのを感じます。
日本語で表現することにあまり慣れていず、
ともすれば引っ込み思案なムードが漂いがちな
この大学の日本語学科の学生たちの中で、今の2年クラスはちょっと違うのです。
今回も自然に、楽しそうに演じていました。
具体的には、落語『寿限無』から、きん坊が寿限無に殴られてたんこぶができ、
寿限無のお母さんに訴えてくる場面を、おかみさん、おやじさん、きん坊役に扮して
学生たちが演じます。
セリフが目も当てられないほど下手くそな人も約一名(;'∀')いましたが、
殆どの子は、「寿限無、寿限無、ごこうのすりきれ、かいじゃりすいぎょの…」部分、
完璧でした。
おかみさんのセリフ「ちょいとお前さん、聞いたかい!」など、
「江戸っ子かい!」とツッコみたくなるほどでしたよ。
下の写真で、たんこぶは私のマスクで急きょ作ったものです。
(ペイントで効果?を出しています( ´v`))
浴衣をちょっと羽織るだけで、一気にのる学生たちの可愛いこと。
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