毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

冷蔵庫の中   2011年9月16日(金) No.193

2011-09-16 13:44:20 | 中国事情
 8月23日に戻って以来、冷蔵庫の中はいったい何が入っているのか自分でも分からなくなっていた。
日本から買ってきたポッキーやらコーヒーやら調味料やらを取りあえずどんどん入れたので、全容が把握できない状態だったのである。

 しかし、3週間以上を経過した今、ついに霜が張り付いている奥の壁が認められるようになってきたではないか!
 ポッキーもトッポも不二家のミルキーも北海道ミルクキャラメルもすでにない。しかし、嬉しいことに、奥のすき間に、QBBのベビーチーズ[アーモンド味]を2個発見!思いがけない贅沢を味わった。

 だいたい、この冷蔵庫は小さくて古い。時々、突然冷蔵庫の前に水たまりができるのは、霜が何かの拍子に溶けて、冷蔵庫の外に流れ出たのに違いない。
 写真に写っている3段の下に1段だけの野菜ボックスがある。そこには各種お茶がひしめいていて、野菜の入る余地はない。大根、桃、ミカンなどは上の3段のすき間に置いている。一番上の段には、みそ汁、ふりかけ、お茶漬けなんかがまだまだ残っている。来年の1月まで少しずつ大切に食べていかなきゃ。

 スエミさんのお連れ合いイツオさんからいただいたお手製の梅干しも健在だ。
そのスエミさんから、
「毎年、梅を買いに行く南紀地方が今回の台風で大被害に遭って、とても気の毒です。」
とメールが届いた。今年の日本はどこまで不運なんだろう。
 ところで、福島原子力発電所の事故のときには、「想定外」「予測不可能」を唱え続けていたメディア(例えば『朝日新聞』)が、今回の台風報道では、「被害は予測できたはず」「ここまでの被害が出たのは人災的側面が強い」と批判的に報道している。
 福島原発事故についても、何年も前から危険だと指摘され続けてきたのを、まさか知らないはずはあるまい。それをひたすら無視し隠蔽してきたメディアの罪は計り知れない。それなのに、批判が許される台風のこととなると、急に偉そうに指摘する。その恥知らずさ加減には、こちらの顔が引きつる。
 朝日新聞なんか潰れたらいいのに。エリート新聞記者は、お金に困っても魂は売らない人たちのところに弟子入りしたらいいんだ。

 と、梅干しから話が日本のことになった。いつもこうなる。腹が立ったら深呼吸。
もう一枚の写真は、冷蔵庫ドアに貼ってあるマグネットである。「タリオン」とは「帰国者の友ホームページ係」のケイコさんのお連れ合いの薬品会社の商品名である。田辺製薬だったと思うが、あれ?武田薬品?
そしてタリオンとは、一体何の薬なのか、それも覚えていない。財大の学生達にいろいろ貢献してくれはったというのに、スミマセン~。(-_-;)
 真ん中に貼ってあるいくつかの赤い色のマグネットは、中国共産党の軍隊マグネットだ。冷蔵庫ドアに初めから張り付いていたのである。以前の外国人教師が残していったモノに違いない。
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