毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

日本語能力試験終わる  2010/12/11 No.23

2010-12-11 10:54:30 | 中国事情
頑張り屋揃いの3年生が、根を詰めて頑張ってきた甲斐はあっただろうか。
とうとう日本語能力試験が終わった。
この大学では、日本語学科の学生に日本語能力試験(当然最高のL1)合格を義務づけている。(1年生から徐々に簡単なレベルを受け、3年でL1を受ければいいのに)と思い、学生にもそう言うのだが、
「2級や3級に受かっても意味がないです。」と言う。
1級に合格するための練習になるのでは?とさらに聞くと、
「実は、受験代が○○○元で(正確には何元だったかなあ、300~500元の間だったような)、ものすごく高いので、もったいないです。」と返事が。
そういう時、いつも思い出す。彼らは余裕たっぷりの暮らしをしているんじゃないと。
普段は服装とか見ても分からない。日本の子と同じ、私から見ればファッショナブルだ。(私がズレすぎていて何を見てもそう思うのかも知れないが。学生に「先生の服装は独特ですね。」と言われる。ど、どういう意味?


とにかく結果は来年の3月にならないと分からないが、
「先生、その話はやめて~。もう忘れたい。」「むずかしかったあ!」といった感想が翌日の授業の時に聞かれた。
 翌日の授業といえば呆れたことに、あの真面目一方で常にほぼ90%以上の出席率を誇る3年生たちが、翌日の日本文学には欠席届の嵐!!なんと35人中10人が休んだ。みんな「体調がすぐれない。」「朝からめまいが~。」「お腹が&頭が痛くて~。」みたいな事ばかり書いてある。
(そんなにまで試験に全力を使い切ったのか)と真に受けて同情していたら、シンペイ先生がこう言った。
「彼らは、試験が終わった後、夜中まで飲んだり食べたり大騒ぎして、お腹をこわしたりしたんでしょう。」
実際、病院で点滴を受けた子までいる。真相はシンペイ先生の言った通りだった…。
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