毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「済寧の健康診査でジンときた」No.1449

2015-09-04 10:25:19 | 中国事情

 

一昨日9月2日、健康診査を受けてきました。

外国人就労者・留学生は入国した後一定期間内にこの審査を受けなければなりません。

菏澤市のダウンタウン(「銀座」と呼ばれるところ)に行くのかと思いきや、

そこを通り越して、高速で1時間半の済寧(ジーニン)まで車で連れられて行きました。

「山東省国際旅行衛生保険センター済寧支所」という施設です。

 

下は検査が終わってから記念に撮った一枚。

左はオフィスのヘレンさん(ヘレン・ケラーから借りたそうです)、

右、ドライバーの劉さん(30歳!)。

ヘレンさんの一人息子は4歳のやんちゃ盛りで、今、風邪で熱を出しています。

今の山東省の天気は、夜20度、昼間30℃と寒暖の差があるのです。

私も薄い布団一枚では夜寝ていて足元がスース―しますよ。

ドライバーの劉さんの恰幅のあること!30歳とは思えません。

とても細やかな気配りの人でした。苦労してきたのかな。

以上、ドライブ中に私が仕入れた情報です

(冬の数か月間TOEICで英語の復習していてよかった~。

中国でも英語で生きて行けます。キャンパスの中は。)

 

で、何が感動したかと言って、この施設の職員の姿勢です。

中国のみならず、日本でもこんなに気配りしてくれる保健センターは少ないのでは、

と私は思います。

その最たるものが検査が終わってからのプレゼント!

ミルクパン4つ、牛乳、ゆで卵が渡されました。

朝、何も食べずに来たのだから栄養をつけてくださいとのことです。感涙→

複数の検査室でベッドに横になる際、一度も靴は脱ぎませんでした。

尋ねるたびに「不要、不要!」と言うのです。

新聞紙をベッドの足元部分に敷いてあるのは、そのためだったのです。

中国と一口で言っても、実にいろいろあるのですねえ。

職員の声はみんな静かで、しかも、決してつっけんどんではありません。

今、中国ではどこもそうなっているのでしょうか。

とても気持ちがリラックスできてよかったですよ。


さて、検査後ヘレンさんは済寧のレストラン街に案内してくれました。

菏澤市と人口の規模は同じでも、こちらの方が豊かさがぐんと上なのだそうです。

ヘレンさんによれば、菏澤は牡丹栽培が主産業で、

有名な『洛陽の牡丹』は、全て菏澤生産とのこと。

菏澤学院は来年4月以降、日本の大学と提携して留学生を派遣し、

牡丹を使って様々なビジネスチャンスを作り、

環境にも寄与する研究を進めようとしている、とビジョンを語ってくれました。

そういう訳で、

バイオテクノロジー研究を進めている日本の大学の資料が欲しいそうなんです。

 

スタッフがずらり並んでお出迎えのこの店に入りました。

基本的に私はどこでもいいのです。

味付けは辛くなく、油多し。

中に入って、スタッフの声の大きさが南昌に比べて

たいへん静かであることに気がつきました。

あ、南昌を貶しているんじゃないですよ。

事実を述べたのです(笑)。

 

残り物をパック詰めならぬ袋詰めして、持たせてくれました。

翌々日(今日)まで冷蔵庫に元気に保存されて、

私の貴重な食料になっています。



吉田なな(8歳)。今日も反アベ、反原発。

https://www.facebook.com/ume.yoshida.3?fref=nf

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