昨日は朝から晩までフルで忙しく、気になる辺野古レポートが書けませんでした。
行く前に書いたことですが、今回の辺野古行きは、全く個人で思い立ち、
友達で広島在住のミツヨさんと二人で、どこの組織にも属さず、
飛行機・宿泊の予約も全て自分たちでしたことです。
そこで頼りにしたのが半年ほど前、十三の映画館「シアター7」に置かれていた
るりさん制作の「辺野古座り込みBOOK」でした(下)。
泊まった宿もこの冊子に紹介されていた「海と風の宿」。
本当にありがたいパンフレットなのでどうぞ皆さん、参考にしてください。
①
②
③
④
ケチな私は那覇からバスで行こうと思ったのですが、
ミツヨさんがちゃっちゃとレンタカーを予約してくれたことで、
余分な時間も掛からず移動がとてもスムーズにできました。
今日は25日~27日の3日間滞在した
名護市瀬嵩(せだけ)「海と風の宿」と周辺をご紹介します。
―もう一つの旅、もう一つの生き方― 1泊2000円!
玄関前。屋根の下にテーブルと椅子、
テーブルの上に焼酎の瓶が置いてありました。
↓真ん中のミナコさんは、私たちより先に
辺野古新基地建設反対に駆け付けた先輩で、
テントに案内してもらったり、宿周辺の辺野古の海に連れて行ってもらったり、
本当にお世話になりました。感謝しています!
両端はオーナー夫妻と思いきや、
お客さん(左:ジョニー)とボランティアさん(右:ミド)でした。
二人とも北海道出身で、言葉のアクセントや「なんも、なんも」という表現など、
とても懐かしかったです。
このご夫婦はオーナーが入院中なので、留守中一人分の宿泊費を払いながら
宿舎を運営しているとのこと。本当に頭が下がりました。
ジョニーは早朝7時から9時まで、
人数が少ない時間帯に座り込みテントに出かけています。
雨降りの日は行かないとのこと(笑)。
新基地建設反対行動支援のためにジョニー&ミドの二人が300円で提供してくれた
夕食のごく一部。飾り花はどなたかの差し入れだそうです。
3月26日朝9時、辺野古瀬嵩の高台から海の向こうの米軍基地や
海上のフロート(あの、カヌーが越えていく)を見ました。
沖縄タイムス、琉球新報などが取材撮影していました。
近くの浜で見つけた看板。
瀬嵩の浜に通じるトトロの道。
宿のワン君はミナコさんが大好き。散歩を楽しむ一人と一匹。
ヤドカリが中に入っていました。サンゴがたくさん落ちています。
静かで自然の恵み豊かな大浦湾。ジュゴンが棲むのも頷けます。
「しゅくしゅくと」作業が続けば、
ジュゴンをはじめ生物の生態系にたいへんな悪影響があると
専門家が指摘・警告しているのです。
3月21日にはこの浜を埋め尽くして、
3900人参加の新基地建設反対集会が開かれました。
(ミナコさんは、「もっと参加していたと思うけど。少な目に数えたのかなあ」
と言っていました。)
次のレポート楽しみにしてます(^o^)/
今回は、「海と風の宿」のボランティアさんが作ってくれた感動的に大きくて美味しい50円のおにぎりと、豪華な300円の夕食に胃袋と心がすっかり満たされました
旅行するなら山登りの方がいいとほとんど旅行らしい旅行はしていないんです~(;_;)
私の早とちりでした。
沖縄でパイナップルを食べたんじゃなくて、
沖縄のパイナップルを食べたんですね。
山登りがそんなにお好きということは、空さんはかなりの自然派ですね。
原発事故の後も、草や木は健気にその場所にとどまりつつ、芽を出し、空に伸びていますが、それは以前と同じようで、全く以前とは違うのですね。それを日々見つめている空さんの無念さを思うと、胸が詰まります。