「南昌に雪が降る」 2014年2月9日(日)No.841

日本各地も雪だそうだが、ここ南昌も今朝未明から降雪が続き、

朝起きたら既に数ｃｍ積もっていた。まだまだ降りやまぬが、炬燵はなし、

隙間風は吹き込むし、足元の電気ストーブで暖を取りつつパソコンに向かっている。

しかし、慣れるものだ。

この4年弱で我ながら寒さにも、暑さにも、ずいぶん耐性ができたと思う。

『夏は京都より蒸し暑く、冬は京都より底冷えのする』（厳先生談）南昌で、

厳先生を始め多くの南昌人は、エアコンを全然使わずピンピンしている。

その姿に感ずるものがあり、少しでもあやかろうとしているうちに

自分も似てきた気がする。もう半分は南昌人だな　

 

さて、今日は東京で都知事選挙があり、舛添要一が有利と報道されている。

雪の中をわざわざ彼に投票に行こうと思っている人が

もしこのブログを読んでいた場合を想定して（たぶんいないと思うケド）、

参考文を付録で載せましょう。

 

[参考その１]poppen1104さんよりhttp://matome.naver.jp/odai/2139079441712662901

【拡散】投票前に知っておきたい舛添要一さんの話まとめ　

①あり得ない…障害を持つ婚外子への扶助料減額請求で嫌がらせ　　　　　　　　　　　　　IWJブログ・東京都知事選】「性的異常者を都民に押しつけるのは犯罪」～舛添氏の婚外子の告発 | IWJ Independent Web Journal 　　　http://iwj.co.jp/wj/open/archives/124234

 

②『母を思い国を想う』という本まで出しておきながら…。

　しゃけ@2.9都知事選2.16日野市議選@AraiMaki

調べれば調べるほど良いところが無くなっていく可哀想な舛添さんは、とうとう母親の介護までウソだったことが判明。…『母を思い国を想う』って本まで出したのに…(;´д｀) pic.twitter.com/uvnCO80QHt。… 

 

③「私も脱原発だ」と言ってはみたものの…

 

反在特会89ちゃん@89Tweet

舛添が「朝まで生テレビ」で原発推進の論客として大活躍した記録を一時間以内に拡散いたします。何が「ずっと脱原発」だ。ふざけるなペテン師が。 pic.twitter.com/p6TxCcv3TM

 

こりゃあもう誤摩化せませんな……。

 

 

④基本的に女の敵

もう一つ、女性差別発言がひどいことにも改めて驚きました。

　「僕は本質的に女性は政治に向かないと思う。たとえば、指揮者、作曲家には女はほとんどいない。女が作曲した曲に大したものがない。なぜか、と考えてみると、実は指揮者は政治家に似ていることに気づいたわけ。オーケストラを統率する能力は、女性は男性より欠けているわけです。作曲家が少ないのも、論理構成をして様々なパーツを上手にワンパッケージにまとめる能力がないから。これはシングル・イシュー・ポリティックス（単一争点政治）とも関係してくる。」

「それから、体力の差ということでいえば、政治家は24時間、いつ重要な決断を下さなければいけないかわからない。そのとき、月１回とはいえ、たまたま生理じゃ困るわけです」

「女は生理のときはノーマルじゃない。異常です。そんなときに国政の重要な決定、戦争をやるかどうかなんてことを判断されてはたまらない。」

（ＢＩＧＭＡＮ1989年10月号「増殖マドンナ議員は日本をダメにするか！？）

出典　福島みずほのどきどき日記 舛添要一さんの発言について

 

　　　　日刊ゲンダイ|「女ごとき」「男より欠ける」…舛添氏“消せない”女性蔑視発言

　　　　http://gendai.net/articles/view/news/147665

 

 

[参考その２]ぽぽんぷぐにゃんさんよりhttp://blog.goo.ne.jp/sithux7/d/20140209

日刊ゲンダイ|蔑視発言で女性を敵に回した舛添に「選挙違反疑惑」浮上

＞都知事選もいよいよ大詰め。土壇場に来て、モーレツな逆風が吹き始めた。

舛添要一元厚労相（６５）の過去の女性蔑視発言を問題視する市民団体

「舛添要一を都知事にしたくない女たちの会」が発足。

６日都内で緊急記者会見を開き、

「舛添だけは都知事にさせない」「舛添だけは落選させる」

と怒りのシュプレヒコールを上げた。

＜女は生理のときはノーマルじゃない。異常です＞

＜カネを持っている“奴らジジババ”からカネを取るため消費税を上げろ＞……。

日刊ゲンダイの既報通り、舛添の女性や高齢者に対する蔑視発言は、枚挙にいとまがない。

　さすがに、女性の怒りに火がついた。

６日の会見では

＜女性蔑視、老人蔑視、弱者蔑視の舛添要一は都知事にふさわしくありません＞

と書かれたポスターが壁に張られ、

女優の木内みどりさんや都内外の主婦ら駆けつけた賛同者が１人ずつ、

「舛添を都知事にしたくない理由」について発言。

「女性蔑視が（都の）政策に反映されたら大変」

「舛添さんは（選挙で）世界一という言葉を使っているが、

舛添さんを選んだら世界一恥ずかしい都民になる」

「高齢者や弱者に非常に冷たい舛添さんが都知事になったら大変」

「女性は舛添さんだけには入れちゃいけない」などと訴えた。

>＜女は生理のときはノーマルじゃない。異常です＞

＜カネを持っている“奴らジジババ”からカネを取るため消費税を上げろ＞……。

これまた酷いですね・・・。

大暴言、政党助成金の不正流用、そして公選法違反・・・。

もし都知事になったとしてもアウトですね。

ーーーーーーー参考ここまでーーーーーーー

 

 

 

「中国各都市の大気汚染度」 2014年2月7日（金）No.841

２月６日付「日経ビジネスオンライン」の記事は非常に参考になる。
タイトルは【中国汚染パニック】と、センセーショナルでちょっとひっかかるが、
その内容は、日経ビジネス社の上海支局が、
中国環境監測総站が毎月公表している空気質量総合指数を独自に集計して、
2013年2月から12月までの都市別平均値を算出し、
平均値の高い順（汚染度が高い順）に「大気汚染ワースト都市ランキング」
を作成して一覧表にまとめたり、
北京・上海の大気汚染の変化をグラフ化したりしたすぐれものだ。

日本企業にとって中国の環境ビジネスは大いなるチャンスなので、
こうした特集記事が書かれるのだろう。
「車を売って空気を汚染し、今度はクリーンにするビジネスかよ」
という声も中国国内にはあるが、それはそれとして、
このデータは積極的意味のある労作だと私は思う。
国家がここまでの数値を公表したとは、
今のところ、少なくとも私は確認していない。
（下がその記事のサイト）
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140131/259140/?n_cid=nbpnbo_mle

その「中国大気汚染ワースト都市ランキング」には
汚染度の高い順に７４都市が掲載されている。
（まさか、南昌のような地方都市はBIGな７４都市に選ばれたりはすまい…）
と不安と期待とともにトップから順番に見ていった。



「中国大気汚染ワースト都市ランキング」
ワースト
順位 都市名 よみ 省・自治区・直轄市 空気質量
総合指数
1 石家荘 せっかそう 河北省 7.11
2 邢台 けいだい 河北省 7.01
3 唐山 とうざん 河北省 6.26
4 邯鄲 かんたん 河北省 6.12
5 保定 ほてい 河北省 6.01
6 済南 さいなん 山東省 5.54
7 衡水 こうすい 河北省 5.36
8 西安 せいあん 陝西省 5.16
9 鄭州 ていしゅう 河南省 4.95
10 天津 てんしん 天津市 4.83
11 太原 たいげん 山西省 4.75
12 廊坊 ろうぼう 河北省 4.69
13 成都 せいと 四川省 4.46
14 滄州 そうしゅう 河北省 4.28
15 武漢 ぶかん 湖北省 4.28
16 北京 ぺきん 北京市 4.20
17 秦皇島 しんのうとう 河北省 4.17
18 ウルムチ 　 新疆ウイグル自治区 4.16
19 徐州 じょしゅう 江蘇省 4.15
20 南京 なんきん 江蘇省 4.12
21 瀋陽 しんよう 遼寧省 4.10
22 西寧 せいねい 青海省 4.07
23 無錫 むしゃく 江蘇省 3.92
24 フフホト 　 内モンゴル自治区 3.86
25 湖州 こしゅう 浙江省 3.78
26 杭州 こうしゅう 浙江省 3.78
27 宿遷 しゅくせん 江蘇省 3.77
28 常州 じょうしゅう 江蘇省 3.76
29 揚州 ようしゅう 江蘇省 3.76
30 長沙 ちょうさ 湖南省 3.75
31 淮安 わいあん 江蘇省 3.75
32 青島 ちんたお 山東省 3.71
33 合肥 ごうひ 安徽省 3.70
34 蘇州 そしゅう 江蘇省 3.70
35 紹興 しょうこう 浙江省 3.66
36 ハルビン 　 黒竜江省 3.66
37 泰州 たいしゅう 江蘇省 3.64
38 連雲港 れんうんこう 江蘇省 3.63
39 重慶 じゅうけい 重慶市 3.63
40 嘉興 かこう 浙江省 3.62
41 長春 ちょうしゅん 吉林省 3.61
42 鎮江 ちんこう 江蘇省 3.58
43 仏山 ふつざん 広東省 3.56
44 南通 なんつう 江蘇省 3.54
45 金華 きんか 浙江省 3.54
46 蘭州 らんしゅう 甘粛省 3.53
47 南昌 なんしょう 江西省 3.51
48 広州 こうしゅう 広東省 3.42
49 上海 しゃんはい 上海市 3.41
50 肇慶 ちょうけい 広東省 3.39
51 温州 おんしゅう 浙江省 3.38
52 銀川 ぎんせん 寧夏回族自治区 3.37
53 塩城 えんじょう 江蘇省 3.32
54 衢州 くしゅう 浙江省 3.32
55 承徳 しょうとく 河北省 3.24
56 南寧 なんにん 広西チワン族自治区 3.22
57 東莞 とうかん 広東省 3.18
58 寧波 にんぽー 浙江省 3.17
59 江門 こうもん 広東省 3.07
60 張家口 ちょうかこう 河北省 3.01
61 台州 だいしゅう 浙江省 2.98
62 大連 だいれん 遼寧省 2.95
63 昆明 こんめい 雲南省 2.92
64 中山 ちゅうざん 広東省 2.91
65 貴陽 きよう 貴州省 2.79
66 深圳 しんせん 広東省 2.78
67 麗水 れいすい 浙江省 2.72
68 アモイ 　 福建省 2.71
69 惠州 けいしゅう 広東省 2.61
70 珠海 じゅかい 広東省 2.59
71 ラサ 　 チベット自治区 2.43
72 福州 ふくしゅう 福建省 2.27
73 舟山 しゅうざん 浙江省 2.23
74 海口 かいこう 海南省 1.73


なんでやねん！
なんで、南昌が広州や上海より上位なわけ？！

それにしても河北省はすごい。
1位～5位を独占だ。
一昨日来ていた範夢しょうさんの家は河北省にあり、
「北京に行くと空気が良いと感じる」と言ったのも頷ける。
どこで生活するのが健康にいいか、この表は参考になる。

「南昌に戻った」2014年2月6日（木）No.840

2月3日夜11時過ぎに南昌に着く予定だったが、
いつものように遅延し、あくる４日の午前1時前（つまり真夜中）に昌北空港に着いた。
中国東方航空の便だが、もはやどこの航空会社とか関係なくなっているのかも知れない。
中国国内で定刻通りに発着する割合は、2、3割に過ぎないという記事もあるぐらいだ。
この数値もどこまで正確かは分からない。
何しろこの国は、いろんなことを公表しない。
中国では、特定秘密保護法をず～っと以前から実行しているのである。
日本は中国のマネをしたのだろうか。

さて、空港に降り立つと、1時間半も遅れたのに、
大学の専属ドライバー、ミスター陳がニコニコと手を振って迎えてくれた。
「対不起、我又遅到了」
と私が言うのも、この前（8月末）と同じセリフ…。

外に出ると、ライトに照らされた夜の大気が白っぽい。
p.m.２．５の微粒子である。
ここ南昌では昨年11月から急激に大気汚染が深刻化してきたのを
毎日p.m.２．５指数をメモして確認してきたが、
それがひとつも改善されていないことを実感した。
昨年の夏休み、夜中の昌北空港はこんなに膜が張ったような状態ではなかった。
う～む。

で、ミスター陳に宿舎まで送ってもらい、荷物を片づけて2時半頃寝た。

朝、8時半過ぎに起きて、とりあえずインスタントコーヒーを淹れ、
携帯メールを何気なく見ると、
な、なんと、北京から藩夢しょう、萍郷から黄斯麗、樟樹から劉思婷の
卒業生3人娘がバラバラに我が宿舎に向かっているという。
ヒトんちを集合場所に使っているこのお嬢さんたち…(~_~;)。

というわけで、若者来たりて怒涛のごとく2日が過ぎ、
今日、初めて12月末からのメールやらを丁寧にチェックした。
年賀のご挨拶をいただいていたのに気が付かずほったらかしていた方々、
たいへん失礼いたしました。
なにしろ十三のマクドは落ち着いてメール読むようなところじゃないので
あれもこれも1か月以上の分がてんこ盛り溜まってしまったのです。

ブログも、ボチボチ再開です。
よろしくね～。