毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「NHKは人命よりソチ・オリンピック報道が大事?」 2014年2月17日(月)No.849

2014-02-17 21:09:05 | 日記

15日未明から降り続いた大雪のため、

甲信越地方では多くの地域で「陸の孤島」が出現しているという。

交通網やライフラインが寸断、市民生活に大きな影響が出ている、

まさに非常時としか言い様がないその時に、NHKを始め各TV局は、

この災害状況を(あまりか、ほとんどかは知らないが)伝えていないそうじゃないか。

昨日16日現在、山梨県によると、自衛隊による救援活動が始まったものの、

河口湖町では女性ひとりが凍死したのを始め、

車内に取り残された人々の安否などもすべては確認できない状況だという。

「県内だけでも、家に帰れず、車の中で過ごしている人々が数百人にのぼるのではないかとみている。凍死や一酸化炭素中毒など死の危険に直面している人も少なくないはず。政府は本当に対応を急いでほしい」(県庁職員)                            ―――DAYLY NOBORDER 2月16日(日)21時22分配信

こんな緊急事態を報ぜずに一体NHKや民法テレビ局は何やっているのか。

ソチ・オリンピックの報道で忙しいのだそうだ。

NHKの災害報道(臨時災害報道も含む)は、放送法(第8条など)で定められ、

大災害時には報じなければならないものと義務づけられているが、

今回の山梨の悲劇は、ネットばかりが大騒ぎし、

テレビは高額な放映権料を気にして、ひたすらオリンピック競技を映し続けているという。

これが本当だとすれば、

ここにも、どれほど今の日本が壊れているかが示されているというものだ。

籾井、百田など安倍首相のお気に入りばかりが役員に収まって、

全世界に醜悪な日本ナショナリズムの姿を臆面もなく曝け出しているNHKは、

定められた放送法も無視して、

彼らにとっては国民の命より大切なオリンピック報道に邁進しているというのだから。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする