明日から授業が始まると言うのに、
日本では忘れていたネット・サーフィンに多くの時間を費やして、
ほぼ一日を過ごしてしまった。
でも、授業のネタになるかも知れないから~、と合理化できないこともない。
レコード・チャイナや新華網JPの記事が、あまりにも日本人の心にヤサシイ響きなのが多く、
ホンマかどうかつい疑ってしまうほどである。
例えば新華網JPでは
「日本が嫌いどころか、全てが好きだ」、ネットユーザーの告白に「言いにくいことを...」「日本人が中国人を嫌いなのが残念」―中国ネット XINHUA.JP 2月16日(日)9時4分配信
出張で初めて日本を訪れた中国人、目の前で起こった驚愕の光景とは?―中国ネットXINHUA.JP 2月15日(土)9時57分配信
私がこれらを転載すると、まるでヤラセに映りそうなので、
今日は同じ新華網JPの記事で興味を引いた、
表題4か国の小学生のルール(たぶん学校で先生やらに言われる言葉のことだろう)を
御紹介しよう。
各国の児童への教育姿勢・何を教えることが重要と思っているかの違いが
顕著に現れているので面白かった。
ここからーーーーーーーーーーーーー
中米日英、各国で大きく違う「小学生のルール」とは?「隠し事はダメ。秘密はお母さんに喋ってしまおう!」―中国メディア
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/photonews/372104/
2014年02月01日
中国と日本、アメリカ、イギリスの「小学生のルール」を比べた文章が
インターネットで話題になっているという。
なかでも中国版「小学生のルール」は実用性に欠け、お題目主義の一面があるらしい。
新華毎日電訊が伝えた。
中国版「小学生のルール」
1 祖国を愛し、人民を愛し、共産党を愛そう
2 法律を守ろう。校則と社会のマナーも大切に。
3 勤勉に、探究心を絶やさず学習を続けよう。ボランティア活動も積極的に。
4 命を大切に。体を鍛え、清潔に過ごそう
5 精神力を鍛えて自分を磨く。健康的な生活習慣を身に付ける
6 勤労は素晴らしい。自分でできることは自分でやろう
7 両親を大切にしよう。年上の人には礼儀正しく接すること
8 団結心を大切にし、他人にやさしく
9 自分の言葉には責任を持とう
日本版「小学生のルール」
1 遅刻をしない。学校に来たら勝手に外に出ない
2 チャイムが鳴ったら決められた行動を。廊下で走らないこと
3 教室では静かに。私語も禁止
4 遅刻、早退など緊急の場合はまず先生に連絡すること
5 下校時間は守ろう
6 登下校時は決められた通学路を通ること。買い食いはダメ
7 地震や火事の場合は先生の指示に従うこと
アメリカ版「小学生のルール」
1 先生には敬意を払うこと
2 遅刻をしないこと
3 質問があるときは挙手を
4 自分の席で先生と話をしてもよい
5 欠席した時は、授業の内容を先生やクラスメートに聞いて理解しておくこと
6 緊急の場合は先生に連絡すること
7 宿題に誰かの助けを借りないこと
8 カンニング禁止
9 授業でわからないことは先生に聞くこと
10 遅刻や欠席は保護者が記入した届け出を提出すること
11 病気、家族の不幸、宗教上の事情の場合は欠席も可
12 先生の質問に答えられる人は積極的に挙手を
イギリス版「小学生のルール」
1 健やかに育つことが何より大切
2 むやみに他人に体を触らせないこと
3 お金より命が大切
4 隠し事はダメ。秘密はお母さんに喋ってしまいましょう
5 知らない人から食べ物や飲み物をもらわない
6 知らない人と話をしない
7 身の危険を感じたら物を壊して逃げよう
8 身の危険を感じたら一目散に逃げよう
9 悪い人をかばってはダメ
10 悪い人には嘘をついてもよい
(翻訳編集 tnsn)ーーーーーーーーここまで
※日本の小学校にはまるでルールがちょっとしかないように勘違いする人がいるかも知れないが、
例えば大阪では、冬にマフラーをしてくるな、手袋もダメとか、
男子はできるだけ半ズボン、女子はスカートを着用せいとか、
学校によっては意味が分からない校則を編み出す先生方がマジョリティだった。
ただ、同じ「日本」と言っても、大阪と北海道ではま~ったく違って、
北海道は非常に大雑把だ(った)。
案外、北海道は沖縄と似ているところがあるかも。辺境同士で。
私の胸に沁みたのは次の項目だ。
特にイギリスのは泣くほど好きだ。
7 両親を大切にしよう。年上の人には礼儀正しく接すること(中国)
1 先生には敬意を払うこと(アメリカ)
7 宿題に誰かの助けを借りないこと(アメリカ)
7 身の危険を感じたら物を壊して逃げよう(イギリス) 8 身の危険を感じたら一目散に逃げよう(イギリス) 9 悪い人をかばってはダメ(イギリス) 10 悪い人には嘘をついてもよい(イギリス)