毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「山東省のチベット=菏澤で日本を憂う」No.1456

2015-09-12 23:15:26 | 反戦平和

寒くなってきました。

今朝は12℃で靴下を履いていても足元がスース―していました。

山東省西端の貧しい小都市菏澤(地元出身の先生が「山東省のチベット」と呼ぶ)は

秋真っただ中で、我が故郷北海道と似た感じです。

キャンパスのそこここに咲く秋の花の無造作さが素敵ですよ。

 

日本では大雨による災害でたいへんなことになっているのですね。

自衛隊が出動して懸命の救助活動を展開しているニュースを見ると、

こんな立派な活動をしている人たちを、おめおめ人殺しの手伝いをさせに

地球のどこにでも行かせるわけにはいかん!と心から思うのです。

下はフェイスブックで見つけた写真です。

同じ思いの方がたくさんいらっしゃるんですね。

 

明日13日は、全国津々浦々で安保法案反対のデモや集会、スタンディングなどが

予定されています。

これほどまで多くの日本中の人々が反対しているのを完全無視して17日にも参議院で

採決しようとする独裁政権は、来年の参議院選挙でボロ負けするに違いありません。

自民党は(日本の国民はバカだから、どうせすぐに忘れる)と思っています。

本当にそうかは、選挙で分かります。

でも、選挙制度に不備があり、違憲状態であると最高裁も判断しているものを

そのまま変えずにズルズルと実施してしまうことも許されないことです。

むちゃくちゃなやりたい放題をどうやったら食い止められるか。

やはり、一人ひとりがよくよく考え、

自分だけではなく、誰もが平等に安心して暮らせる社会に向けて

手をつなぎ、行動することしかない、と思うのです。

 

 

 

 今日の吉田ななさん(8歳:ねこ)の主張

吉田ななさんは,SEALDs、MIDDLEs、OLDs、MAMAsなどに連帯するPAW-PALs

のメンバーです。https://www.facebook.com/hashtag/戦争に反対する肉球と仲間たち

 

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「中国の『教師の日』に届いたメール」No.1455

2015-09-11 22:58:07 | 中国事情

中国には「教師の日」があります。

5年前、中国に来て間もないその日にたくさんの携帯メッセージが押し寄せ、

しかも名前が無いのがほとんどで、途方に暮れた思い出があります。

それが、虚礼廃止ということでしょうか、気にもされなくなったということでしょうか、

メール数は年を経るごとに激減してきました。

私自身も、そんな日があることはすっかり忘れて過ごしていました。

一年間のブランクの後、私はまた日本語教師として中国にやってきました。

昨日がその「教師の日」であることを思い出したのは、

一通のメールに、

「ご無沙汰しております。お元気ですか。今日は中国の教師の日で、

おめでとうございます!」

と書かれてあったからです。

今年6月に江西財経大学を卒業した譚ショウさんからでした。

彼は中国の日本語学科関係では有数の北京の大学院を受けましたが、

「政治」かなんかの点数が基準に満たず残念な結果になったと聞いて、

私も残念で、どう声を掛けたらいいか分からず、

結局ほったらかしにしていたんです。

譚さんは、今は深圳のBYDという自動車会社に勤めているそうです。

彼からのメール文を読みながら、私は熱いものがこみ上げてきました。

「教師の日」にもらった最高のメッセージでした。

――――――――――――――――――――

あっという間に先生と離れてもう10月になりました。

去年10月末の再会は短かかったですが、昨日のように思い出されます。

今年6月の卒業の時、先生が来られなくて非常に残念でした。

でも、先生が日本でされたこと(沖縄に行ったことか、大阪でやたらデモに行ってたことかな:ブルは)

陳さんのWechatから聞きました。

すごく感心したのです。

実は、今週水曜日の時、毎朝の例会(新人の会議。順番で1日1人ずつ

自分に影響を与えたこと、或いは意味あることを発表します。)で、

先生が日本でされていること、またその写真を他の新入社員と分かち合いました。

先生が全力で戦っている時、僕は先生の力になれませんが、

少なくとも先生と地元の方々の戦ってる姿を多くの人を見せ、

平和を愛する日本人の声を周りの人に伝えたかったのです。

―――中略

先生は山東省の大学と契約して授業することを周さんから聞きました。

新学期は始まったのですか。

今先生はもうあそこにいらっしゃったのでしょう。

山東省は中国の北方に属し、南昌の気候と飲食は大違いです。

先生は慣れるのでしょうか。

この間、僕はよく大学時代のことを思い出します。

やはり先生は僕に一番影響を与えた先生でした。

日本語の勉強も、平和を愛する日本人のことも、多くの面においてです。

これからの人生はどうなっていくのか分かりませんが、

先生の生徒であるだけでラッキーだと思います。

深圳はまだ暑いですが、山東省はもう秋ですよね。

夜は涼しくなるので、お気をつけくださいね。

 譚しょう

――――――――――――――――――――

他にも懐かしい子ども達(と言ってももう大人ですけど)から

何通も心に沁みるメールが来ました。

ともに過ごした年月の大切さを噛みしめます。

 


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「一体給料日はいつなのか」No.1454

2015-09-10 19:07:17 | がんばれ貧乏人

今晩の一品(そしてこれが全て)。

豆腐・生姜・トマト・ソーセージ・卵のチャーハンです。

プロパンの火力が全てを美味しく炒め、絶品ができましたよ。

米は日本のどの米よりあっさりしているというより、パサパサしているというのが適切ですが、

それがチャーハンにはぴったりフィットするんですねえ。

江蘇省吴県の特級茶『碧螺春』を食後にいただきました。

こういう食生活が給料日まで続きます。

 

昨日、4年生の教室で自己紹介をかねて雑談をしていて、

「最近日本はいろいろ大変なんですよ。みんなもネットでニュースを見てね。」

とさりげなく言うと、

「デモですか。」とすかさず言う声があり、おお~っと心中驚きました。

新浪微博などのいわゆるミニブログによって、

若者たちの多くは海外情報をキャッチしているのです。

新浪微博だけで中国国内5億アカウントのユーザーがいるというのを、

単純に人口比率で日本的に換算すると、

4000万人以上の日本人がフェイスブック(例えば)を使っているという感じですが、

そんなことありえませんよね。

とにかく中国人民は新しい情報に心を開いている、

もっと簡単に言うと世界の情報を求めているんですね。

日本社会はどうでしょう。

知ろうと思えば、いくらでも調べられるのに、

テレビばかりにしがみ付いている人のなんと多いことよ、と思わずにおれません。

 

教室のこととて政治談議はできませんでしたが、

この一つの発言だけでも、日本語学科の学生たちがアニメ以外の日本にも

関心を抱いていることが分かったひと時でした。

給料日の話題からそれまくり。チャンチャン。



 

 今日の吉田ななさん(8歳)の主張

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「一気に仕事体制に突入」No.1453

2015-09-08 23:53:01 | 中国事情

↑ご近所のスーパーで買ったプルーンですよ。

これ既に3つ食べたんですけど、全部で12.8元(約250円)です。

食べ物が安いと心底安心です。飢え死にの心配ないですから。

 

さて、急に忙しくなりました。

3年生は2年生の時、すでに日本語作文でe-メールの書き方を学んでいます。

それなのに、実際にメールを送ったことはないと聞いて、ガーン

と驚き、取りあえず2年の復習と3年の学習を並行していくことにしました。

いつものように、何でもアリですわ

中国の学生たちは、本当に教師をたててくれます。

まずメールには初めての授業の印象を書いて褒めてくれていました。

お世辞でも「先生の声が好きです」とか「先生は熱血です」とか書かれると、

(イヤー、それほどでも)と、悪い気はしません。

元々は演技なんだけどね(笑)。

授業は学生たちの心に届かせるアピールだと思うので、

声の大きさ、高さ、抑揚から身振りなど、一応考えてするようにしてきました。

今となっては、どれが演技でどれが本来の自分なのかこんがらかって…。

今日はそういう訳で突如メールチェックの仕事が夜中まで入ったので、

ブログはここまでにいたします。

友人たちは私のブログが長すぎると言って、ほとんど読んでくれなくなりました。

これくらいがちょうどいいかも。



今日は吉田ななさん(8歳)のPAW-PALs友達、ヤモリさんの登場です。

      

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「中国の若者から日本の人々へ」No.1452

2015-09-07 20:48:10 | 反戦平和

 

↑ 野菜が全くなくなったので、買いに行きました。何でも安いので嬉しいです。

左下、ズッキーニだと思って買ったら胡瓜でした。

巨大生姜が1元(20円弱)!これからどんな料理にも生姜を使うことにします

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 

 

今、日本の多くの人々が政府が無理やり強行しようとしている戦争法案に対して

真っ向から「NO!」と言っていることを、

ここ中国の人たちはどれくらい知っているのか、大変興味があるのですが、

この街に来たばかりで、誰にもそんなことは聞けません。

それなのに、日本の新聞編集に携わっている我が友人ヤマダさんは、

「あのー、ちょっとそれ、記事にしたいから明後日までに聞いてほしいねんけど。」

と気楽に国際電話してくるではありませんか。


私は、しかたなく以前勤務していた大学の卒業生たちに尋ねることにしました。

卒業生は北京や大連、南部の深圳や広州などに散らばっています。

卒業後、そんなに頻繁に連絡を取り合ったりしてもいませんでした。

そ、それなのに、なんと二日間で、とてもたくさんの感想が寄せられたのです。

自分の感想を書いてくれた子、

周囲の同僚などから幅広い感想を集めて送ってくれた子、

中にはパソコンを使うのが制限されている条件下にあって、

肉筆で友人・知人の感想を紙に書いて、それを写真で送ってくれた子もいました。

(「子」と言っても、もう立派な社会人ばかりですけどね)。

全部をここで発表してはヤマダさんに申し訳ないので、

ほんの数人の感想を紹介したいと思います。

大学で日本語学科に入った理由は、大学に決められたから、という子も多かったのです。

(中国では一般的です。「第5希望にも入れていなかったのに…」と言う子もいました)。

しかし、日本語学科で学んだ年月は、多くの学生の視点を変えました。

一年生に入った当初、日本語も初めて、生(なま)日本人も初めて、の子たちが、

確実に知日派に育っていくのです。

その意味で日本語教師の果たす役割は大変重要だと私は確信しています。

 

―――――――――(今回は名前は伏せます)。

[感想1]

先生はこの前から、安倍の政策についていろいろ反対運動をしていますね。

私もウェチャットやQQで、後輩たちがアップした写真や言葉も見ていました。

前日(8月30日)の大デモの写真を見て、

こんなにすごい行列の日本国民がデモに出たことを知りました。

最初の思いは、(日本では国民の意見が自由に表現できるんだなあ)と思いました。

もしこれが中国だったら、すぐ政府に押し潰されると思います。

中国でも国民の意見が自由に言えるように、政府は改善してほしいと思います。

そして、やはり日本でも国の政治は国民の意見とは違うんですね。

安倍は国民の希望に逆らっているので、国民の抗議をかうに違いないんです。

新聞メディアは必ず国民の声を表しているとは限りません。

 

友達の李さんに聞いてみたら、

まず、彼は、日本国民のデモ行進の権利が充分に分かりました。

そして、日本でも中国のように、

デモをするにはまず警視庁に申請を出さなければならないのかについて

疑問を持っています(中国政府への皮肉のような言い方)。

それに、こんなに膨大な国民の勢力の反対運動から見れば、

安倍が政策を強行するのは難しいと思っています。

安倍自身の立場も苦しくなったようです。

また、安倍の法案は国民の心に違反しているため、絶対実行できないと思っています。

 

[感想2]

 日本のデモ、そして日本国民の戦争法案に反対するいろいろな行動について、

私は感慨深いです。やはりどの国の人でも、平和を願う心は同じですね。

中学校二年生の時、「ホタルの墓」という宮崎駿(註)のアニメを見ました。

何回見ても主人公たちの運命を同情して涙が止まりませんでした。

その時初めて日本人も私たちと同じ普通の人で、

戦争の中も大変苦難を経験したと認識しました。

それ以前、中国の抗日戦争ドラマの影響で、ずっと日本人は鬼だと誤解していました。

おそらく今でも多くの中国の子供もそう思っているでしょう。

でも、ちょっとミニブログ(SNS)を調べてみると、

今回の事件で中国人の日本人に対する態度は大分友好的になりました。

コメント欄は「やはり日本の普通の人々も平和を望んでいますね」とか、

「日本国民は日本政府と違う、もう一緒くたにしません。

安倍が嫌い、でも日本庶民は嫌いじゃないです。

そして、日本政府は嫌いだが、日本文化は好きです。」、

「中国人と日本人が一緒に平和のために頑張っている姿、

なんだか不思議で感激します。」

などほとんどが積極的友好的な言葉です。

 私は政治バカなので、安倍が、始めはどうやって総理大臣になったのか、

今はどうやって政権の座から降ろさせるかも分かりません。

でも、日本と中国国民たちの努力があれば、平和は絶対夢じゃないと信じています。

 註:「ホタルの墓」は高畠勲監督のアニメですね。(ブルーはーと)


[感想3]

テレビやニュースでチョロチョロと30日のデモーについての報道が有りましたが、

深い社論や評価などはあまり見ていなかったです。 

これを見るにはいつも香港鳳凰テレビを見ています。
 
それを見ている中で、一番おかしいと思う所は、日本民間では反対の声が高くて、
 
十数万人のデモも行いましたが、
 
政府からの返事や反応があまりにもすくなかったことです。
 
中国メディアはただ、
 
「『野党は国民を間違った道に導くな!』と安倍政権がデモーについて発言した」
 
と報道しましたが、これは中国大陸にいる私が
 
外国メディアを見れなくて分からないのか、中国メデイアが報道していないのか、
 
或いは安倍政権は本当に何も発言していないのでしょうか。
 
安倍政権はどう安保法案を見ているのでしょうか。
 
国民の安全と平和な生活を守っていくと宣言しながら、国民の心声を無視して、
 
強力的に安保条約を見通そうとすることは矛盾しているではないでしょうか。

 

私は最初の時疑いました。
 
(日本国民がデモをする効果は本当に有るのか。1960年に、

国民が反対しても、岸信介政権は国会を通して、新日米安保法案を通過させた。
 
安倍政権が国民の聲を聞こうとしなければ、今回のデモは結局だめになり、

60年代の繰り返しになるのではないだろうか)と思っていました。

 

でも、もし今は何もしないなら、これから政府は一層国民の声を無視するでしょう。
 
「政府は私達国民の聲を聞かない、聞いても聞こえない振りをしている」
 
という悔しさを後代の人に与えないために、東アジアの秩序や世界平和のために、
 
日本人の皆さん、頑張ってください。
 
遠い中国にいる私たちは何もできないが、心から応援します。
 
ネットでスレを書いて、

日本の皆さんの頑張っている姿を周りの人に紹介していきたいと思います。


[感想4]

政治に対して私はあんまり詳しくないですので、下記の考えはいい加減かもしれないです。

私は、感謝、不安、怒りの気持ちで、安保法案の国会前デモのニュースを読みました。

感謝なのは、日本で平和を支持している人が多いことです。

不安なのは、この安保法案で、将来戦争を起こせる可能性が高くなること。

特に、日本の隣国中国に対して。

怒るのは、安倍氏は自分の政治理想を実現するために、ここまでやってしまったこと。

安倍氏は米日の協力、周囲安全環境の変化、特に中国の脅威論をもって、

安保法案が必要だと言いました。

米日の協力については私は詳しくないですが、中国の脅威論は不可能と思います。

中国は戦争の残酷さ、絶望の辛さを経験したので、

今でも将来でも戦争を起こせる可能性はありません。

戦争がないからこそ、中国は今日の中国まで発展できたとみんなが思っています。

そして、米日の面で、以前日本は主にアメリカをただ支援してきたのに対して、

今後、日本はアメリカの先鋒部隊として戦う可能性が高いと思います。

安保法案によって日本の軍事力を強化できるかもしれないが、このコストも高いです。

最後に、安倍氏は日本国内の経済低迷、少子化などの問題を解決したいので、

強引的に安保法案を実施する声もあります。

これは真実かどうか、私はわかりませんが、

これは基本的に問題を解決できないと思います。

一旦、軍事国に戻ってしまったら、法律を停止すること、

安倍を下野させることが難しいと思います。

 ―――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 今日の吉田ななさん(8歳)の主張

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「初めての授業」No.1451

2015-09-06 16:29:23 | 中国事情

        

朝8時前の菏澤学院キャンパス。バラ園の向こうにオブジェがあり、

その向こうが正門になっています。

何人もの男女が和気藹藹とおしゃべりしながら庭仕事をしていました。

数日前より花数は確実に増えています。

私は遅刻しないか気になって早朝5時から何度も時計を見、

6時40分にベッドから起き上がって、ボーっとした頭を目覚めさせようと

コーヒーを飲んだりして頑張りました。

朝8時から授業とはね……。

文句言ったけど、取りあえず今学期は変更無理ですとのこと。

 

 



 2年生のクラスの休憩風景。

この大学は学年と教室が固定されているので、

2年生の授業は全てこの教室で行われるそうです。

そりゃ簡単だわ。

今日は『日本国家概況』の初日でした。

授業以前に、発表の仕方、発声の仕方、自分の名前の言い方など、

基礎基本に立ち戻り、時間を取りました。

声が非常に小さい・・・。

自分の日本語に自信がないんですね。

これから一年間、毎日、朝から晩まで勉強しましょう、と励まし(?)ました。

 

 

午前の授業後、3年生の3人(于さん、邢さん、葛さん)が外の食堂に連れて行ってくれました。

途中でキティちゃんシールが車の取っ手についているのを見つけ(上)、

また、今までバイクだと思っていたのは、自転車(電動機付)だったということが

今日初めて分かりました(下)。

路上、ブルンブルン、バリバリとエンジン音が騒がしいこともなく、

スーッと近づいてくるのです。

排気量とか関係ない、環境に優しい乗り物です。

リヤカーをつけているものもあります。

日本でもこれにすればいいのに!

 

 

 

 今日の吉田ななさん(8歳)の主張。

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のメンバーです。なお、ななさんから「人間を信頼しています。」とのメッセージが

フェイスブックに寄せられていました。

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「抗日戦勝70周年式典にはアメリカも参加したのです」No.1450

2015-09-05 12:51:34 | 反戦平和

いよいよ明日から授業開始となり、お尻に火がついた状態で

授業での提示物をwordに貼り付けています。

コメントにもなかなか返事を書けず申し訳ないですが、

きっとそのうちに~。

でも、昨日のsicaさんのコメントには、急ぎ言っておかねばと考えました。

内容はこういうものでした。

―――――――――――――――――

Unknown (sica)2015-09-04 20:21:20コメント

失礼いたします
中国の軍事パレードを見るに、日本は眼中にありません
中国が張り合っている相手は米国です

車輛に載せられた巨大な短距離から長距離弾道ミサイルが行進していました
中国は近年新たな長距離弾道ミサイルの開発を完了させたと見られており、多弾頭化の戦力化も本格化させていると見られています
俗に空母キラーと自称しているDF-21Dも登場しています
これらのターゲットは米国です

過去日本は約10年間防衛費を削減した時代がありましたが、その間の中国の軍事費は年10%以上拡大しております
安倍政権時代でも、中国の軍拡の速度はほとんど変化はありません

>中国はいつも硬軟2種を準備していて、今回も軍人30万人カットとか発表していますね。さすが老獪な手口というか

軍事知識が無い人たちなら軍縮だと騙されるかもしれませんが、多少軍事知識を持った人なら軍縮どころか軍拡だと認識するでしょう
単に軍備の近代化により必要とされる人員が減るだけの話であり、人員削減は近代化を進めている軍隊ならどこでも起きている現象だからです
余程軍事知識に乏しい政府以外、騙されることは無いでしょう
英国やドイツの国営ニュースなどを見ても、この軍事パレードを非常に批判的に報道しています

巨大な核ミサイルをズラっと並べた軍事パレードで「平和」や「軍縮」と言われても、それを素直に信じる政府はまず無いでしょう

――――――――――――――――――

①「日本は眼中にない」は大間違い。

中国は日本を相手にしていないのではありません。日本の動向を常に見て、

軍拡の機会があればもちろん逃さないでしょう。

その機会をたっぷり与えているのが、尖閣「国有化」問題の石原、野田。

そして憲法を無視して安保法制をゴリ押しするアベ政権です。

日本の政治家の動きが中国の軍拡に「正当性」を与えているとは、

何と皮肉ではありませんか。

日本国内では「もし中国が攻めてきたら?」と不安がる声がありますね。

しかし、全く同じように中国では、

「もし、また日本が攻めてきたらどうする?」という不安が現実に巷に流れているのです。

私は数年前、浙江省杭州郊外の農家楽(民宿)に泊まったことがありますが、

そこに麻雀しに集う近所の農民たちから

「今度日本が攻めてきたら、中国は負けていない」

と言われたことがあります。

つい、この8月天津の化学工場爆発事故では、ある住民が、

「最初、日本が攻めてきたかと思った!」と感想を述べています。

日本国内ニュースでもそれは報道されましたよね。

両国政府とも自国民を煽るのはたいがいにしたらどうかと思いますね。

軍事設備面だけ取り出してあれこれ言うのは「木を見て森を観ず」の類でしょう。

まさに外交手腕こそが政治家に問われていることなのです。

 

また、sicaさんは

②「英国やドイツの国営ニュースなどを見ても、この軍事パレードを非常に批判的に報道しています」と言いますが、

9月3日の式典には、その英国やドイツを含む各国から49か国の代表が参加しました。

日本は政府関係者が誰も行かないので、

個人の資格で91歳の村山元総理が出かけ、体調を崩してしまったそうです。

なんでこのご高齢の方にそうまで負担を掛けるのでしょう。

北京には給料を支給されて大使館員が常駐しているのです。

フランス、オーストラリア、ドイツ、イギリス、カナダ、アメリカ・・・、

欧米は批判は批判として、ちゃんと代表を派遣しているのですよ。

これが国際外交です。

そして、これが日本政府の外交における無能、即ち「子どもっぽさ」です。

下が参加国のリストです。


――――――――――朝日新聞デジタル2015年8月26日00時38分より

■中国が発表した各国の記念式典の出席者ら

【首脳級】(30人)

ベラルーシ大統領、ボスニア・ヘルツェゴビナ大統領評議会議長、カンボジア国王、チェコ大統領、コンゴ民主共和国大統領、エジプト大統領、カザフスタン大統領、キルギス大統領、ラオス国家主席モンゴル大統領、ミャンマー大統領、パキスタン大統領、韓国大統領、ロシア大統領、セルビア大統領、南アフリカ大統領、スーダン大統領、タジキスタン大統領、東ティモール大統領、ウズベキスタン大統領、ベネズエラ大統領、ベトナム国家主席、エチオピア首相、バヌアツ首相、アルゼンチン副大統領、キューバ国家評議会第1副議長、アルジェリア下院議長、ポーランド下院議長、北朝鮮・朝鮮労働党書記、タイ副首相

【政府代表】(19人)

オーストラリア退役軍人相、ブラジル国防相、フランス外相、ハンガリー外相、インド外務副大臣、イタリア外相、リビア外相、マレーシア首相特使、オランダ国務相、チュニジア国防相、ニュージーランド元副首相、シンガポール元副首相、イギリス前司法相、カナダ駐中国大使ら大使館員、ドイツ(同)、ルクセンブルク(同)、パプアニューギニア(同)、米国(同)、EU(同)

【国際・地域組織】(10人)

国連事務総長世界保健機関(WHO)、国連教育科学文化機関(ユネスコ)、国連工業開発機関(UNIDO)、赤十字国際委員会(ICRC)、独立国家共同体(CIS)、上海協力機構上海協力機構地域対テロ執行委員会、集団安全保障条約機構、アジア相互協力信頼醸成措置会議



今日の吉田なな(8歳)の主張

https://www.facebook.com/ume.yoshida.3

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「済寧の健康診査でジンときた」No.1449

2015-09-04 10:25:19 | 中国事情

 

一昨日9月2日、健康診査を受けてきました。

外国人就労者・留学生は入国した後一定期間内にこの審査を受けなければなりません。

菏澤市のダウンタウン(「銀座」と呼ばれるところ)に行くのかと思いきや、

そこを通り越して、高速で1時間半の済寧(ジーニン)まで車で連れられて行きました。

「山東省国際旅行衛生保険センター済寧支所」という施設です。

 

下は検査が終わってから記念に撮った一枚。

左はオフィスのヘレンさん(ヘレン・ケラーから借りたそうです)、

右、ドライバーの劉さん(30歳!)。

ヘレンさんの一人息子は4歳のやんちゃ盛りで、今、風邪で熱を出しています。

今の山東省の天気は、夜20度、昼間30℃と寒暖の差があるのです。

私も薄い布団一枚では夜寝ていて足元がスース―しますよ。

ドライバーの劉さんの恰幅のあること!30歳とは思えません。

とても細やかな気配りの人でした。苦労してきたのかな。

以上、ドライブ中に私が仕入れた情報です

(冬の数か月間TOEICで英語の復習していてよかった~。

中国でも英語で生きて行けます。キャンパスの中は。)

 

で、何が感動したかと言って、この施設の職員の姿勢です。

中国のみならず、日本でもこんなに気配りしてくれる保健センターは少ないのでは、

と私は思います。

その最たるものが検査が終わってからのプレゼント!

ミルクパン4つ、牛乳、ゆで卵が渡されました。

朝、何も食べずに来たのだから栄養をつけてくださいとのことです。感涙→

複数の検査室でベッドに横になる際、一度も靴は脱ぎませんでした。

尋ねるたびに「不要、不要!」と言うのです。

新聞紙をベッドの足元部分に敷いてあるのは、そのためだったのです。

中国と一口で言っても、実にいろいろあるのですねえ。

職員の声はみんな静かで、しかも、決してつっけんどんではありません。

今、中国ではどこもそうなっているのでしょうか。

とても気持ちがリラックスできてよかったですよ。


さて、検査後ヘレンさんは済寧のレストラン街に案内してくれました。

菏澤市と人口の規模は同じでも、こちらの方が豊かさがぐんと上なのだそうです。

ヘレンさんによれば、菏澤は牡丹栽培が主産業で、

有名な『洛陽の牡丹』は、全て菏澤生産とのこと。

菏澤学院は来年4月以降、日本の大学と提携して留学生を派遣し、

牡丹を使って様々なビジネスチャンスを作り、

環境にも寄与する研究を進めようとしている、とビジョンを語ってくれました。

そういう訳で、

バイオテクノロジー研究を進めている日本の大学の資料が欲しいそうなんです。

 

スタッフがずらり並んでお出迎えのこの店に入りました。

基本的に私はどこでもいいのです。

味付けは辛くなく、油多し。

中に入って、スタッフの声の大きさが南昌に比べて

たいへん静かであることに気がつきました。

あ、南昌を貶しているんじゃないですよ。

事実を述べたのです(笑)。

 

残り物をパック詰めならぬ袋詰めして、持たせてくれました。

翌々日(今日)まで冷蔵庫に元気に保存されて、

私の貴重な食料になっています。



吉田なな(8歳)。今日も反アベ、反原発。

https://www.facebook.com/ume.yoshida.3?fref=nf

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「抗日戦争勝利70周年で祝日」No.1448

2015-09-03 22:37:20 | 中国事情

↑一昨日屋台で買った棗(なつめ)とみかん。全部で10元(200円弱)。

棗は丸くないのを初めてみました。味は同じでサクサク感あり、私は好きです。


日本に居るときは覚えていたのですが、

こちらに来てバタバタしているうちにすっかり忘れていました。

今日は「抗日戦争勝利70周年」で祝日だったんですね。

先日、外事処オフィスのMr.張が、

今年から9月3,4日が新しく祝日になった(註)」と言ったとき、

(へえ、何の祝日かな)と一瞬頭を過ぎりましたが、

一学期の授業予定に気を取られていてそれ以上聞かなかったのです。

Mr.張は私ともう一人の日本人教師モリ先生に気を遣って、

それ以上何も言わなかったのかも知れません。

昨夜、新任の私のために歓迎パーティーが開かれ、

Mr.張、フィリピン人3人、アメリカ人1人の英語学科の先生方と

モリ先生、そして私という顔ぶれで、

中国に来てから既にもう十分過ぎる程いただいた気がする中華料理で

またまた御もてなしされました(この菏澤で他国の料理は無理)。

その時にフィリピン人の先生から、ニューホリデイは

『Victory against Japanese Military』を祝うためだと言われて、

(ああ、そうだった!)と思い出しました。


今日3日、大連の大学で同様に日本語教師をされているS先生からメールで、

「外事処から外出は控えるように言われた」とのことでしたが、

Mr.張はそういうことなど思いもつかない人間なのでしょうか。

一言もありませんでしたよ。

モリ先生はキャンパス内でバスケットボールとかしていたようですが、

私は日曜の授業の準備やら(イヤ、心の)、オフィスのヘレンさんから頼まれた、

バイオテクノロジーを研究できる日本の大学をリストアップしたり、

アニメソングを歌ってみたり(これも授業の準備)、

一人で充実の一日だったなあ・・・。

と思いきや、夕方パソコンの充電値が20%とかに下がり、

変圧器が異常に熱くなってきて、頭がくらくらっとしました。

しかし、ありがたいことに、電話で助けを求めると4階のモリ先生が駆けつけてくださり、

結局、私のノートパソコンは変圧器なんか要らなかったと分かったのでした。

一時は日本の我が娘に「SOS!変圧器送って!!」と緊急メールを出したりして

室内が緊迫しましたよ。


中国の「抗日戦争勝利70周年セレモニー」は、

アベ政権の動向に張り合うためにやったとしか私には思えません。

「目には目を」は結局軍拡路線、そして戦争もやむなしとしかならないのです。

それでも、中国はいつも硬軟2種を準備していて、

今回も軍人30万人カットとか発表していますね。

さすが老獪な手口というか、安倍・菅が子ども過ぎるというか。


外に行っていないので分かりませんが、

ここ山東省の片隅の街ではおそらく何もなかったと思います。

 

↓今日から毎回、この吉田ななさん(8歳)の写真を掲載させていただくことにしました。

いつも心に反原発&反アベ。

https://www.facebook.com/ume.yoshida.3?fref=nf

 (註)「抗日戦争勝利祝日」は正式には9月3日だけですが、一般的に祝日の前後数日、学校や職場が休みになります。その分、日曜日が振替就労日や登校日になるのです・・・・・・けちクサ

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「菏澤学院のキャンパス」No.1447

2015-09-02 23:11:08 | 中国事情

昨日の朝行く予定と聞いていた新任の外国人教師(つまり私)向け健康診査が、

あろうことか夕方まで何の連絡もなかったので、ムカムカ腹を立てながらも、

そっちがそうならと、

キャンパス内の日本語学科の職員室にお土産を持って行ったり、

キャンパスの散策をしたりしたのです。


途中、塀にヘチマが花を咲かせていました。

6月、沖縄の「海と風の宿」では、

ナメクジやカタツムリに食べられながらも何とか花を咲かせていたなあと思い、

懐かしかったです。

 

↓キャンパスの中に職員や学生の宿舎があるので、至る所に布団が干してあります。

 


↓下がオフィスのあるメインビルディングです。何か用事がある度にここに行くのです。

何と給料もここで現金で手渡しとのこと。べっくり!

 

↓キャンパス内の道路にはこういう風に名前が付いています。

(この名前はあまりにも凡庸ですね)。

 

↓メインビルディングの向かい側にあるのが、私が働く「外国語学部」のビルディング。

英語学科と日本語学科しかありません。

 

↓あまりきれいとは言えない大学ですが、気楽にくつろげる空間もあります。

キャンパスのど真ん中にこんな自然な雰囲気のバラ園が。

あまり手入れしていないところが好きです。

 

 ↓帰り道、キャンパス内食堂を覗いてみました。

まだお昼には時間があったためか、人影はまばら。

 

↓「山東省は焼き餅が美味しい」と留学生の陳さんが教えてくれたのはこれのことかしら?

これはこれは、楽しみができましたよ!

昨日はカードがまだ作ってもらえてなかったので(そのことでも文句を言いました)、

何も買わずにただ見ただけ。

今月は生活用品や携帯電話やらで既に千五百元以上使っているので、

既にほとんどお金がありません

これから月末まで、ひたすら節約の日々です。

よーし、がんばるぞー

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