いよいよ明日から授業開始となり、お尻に火がついた状態で
授業での提示物をwordに貼り付けています。
コメントにもなかなか返事を書けず申し訳ないですが、
きっとそのうちに~。
でも、昨日のsicaさんのコメントには、急ぎ言っておかねばと考えました。
内容はこういうものでした。
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Unknown (sica)2015-09-04 20:21:20コメント
失礼いたします
中国の軍事パレードを見るに、日本は眼中にありません
中国が張り合っている相手は米国です
車輛に載せられた巨大な短距離から長距離弾道ミサイルが行進していました
中国は近年新たな長距離弾道ミサイルの開発を完了させたと見られており、多弾頭化の戦力化も本格化させていると見られています
俗に空母キラーと自称しているDF-21Dも登場しています
これらのターゲットは米国です
過去日本は約10年間防衛費を削減した時代がありましたが、その間の中国の軍事費は年10%以上拡大しております
安倍政権時代でも、中国の軍拡の速度はほとんど変化はありません
>中国はいつも硬軟2種を準備していて、今回も軍人30万人カットとか発表していますね。さすが老獪な手口というか
軍事知識が無い人たちなら軍縮だと騙されるかもしれませんが、多少軍事知識を持った人なら軍縮どころか軍拡だと認識するでしょう
単に軍備の近代化により必要とされる人員が減るだけの話であり、人員削減は近代化を進めている軍隊ならどこでも起きている現象だからです
余程軍事知識に乏しい政府以外、騙されることは無いでしょう
英国やドイツの国営ニュースなどを見ても、この軍事パレードを非常に批判的に報道しています
巨大な核ミサイルをズラっと並べた軍事パレードで「平和」や「軍縮」と言われても、それを素直に信じる政府はまず無いでしょう
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①「日本は眼中にない」は大間違い。
中国は日本を相手にしていないのではありません。日本の動向を常に見て、
軍拡の機会があればもちろん逃さないでしょう。
その機会をたっぷり与えているのが、尖閣「国有化」問題の石原、野田。
そして憲法を無視して安保法制をゴリ押しするアベ政権です。
日本の政治家の動きが中国の軍拡に「正当性」を与えているとは、
何と皮肉ではありませんか。
日本国内では「もし中国が攻めてきたら?」と不安がる声がありますね。
しかし、全く同じように中国では、
「もし、また日本が攻めてきたらどうする?」という不安が現実に巷に流れているのです。
私は数年前、浙江省杭州郊外の農家楽(民宿)に泊まったことがありますが、
そこに麻雀しに集う近所の農民たちから
「今度日本が攻めてきたら、中国は負けていない」
と言われたことがあります。
つい、この8月天津の化学工場爆発事故では、ある住民が、
「最初、日本が攻めてきたかと思った!」と感想を述べています。
日本国内ニュースでもそれは報道されましたよね。
両国政府とも自国民を煽るのはたいがいにしたらどうかと思いますね。
軍事設備面だけ取り出してあれこれ言うのは「木を見て森を観ず」の類でしょう。
まさに外交手腕こそが政治家に問われていることなのです。
また、sicaさんは
②「英国やドイツの国営ニュースなどを見ても、この軍事パレードを非常に批判的に報道しています」と言いますが、
9月3日の式典には、その英国やドイツを含む各国から49か国の代表が参加しました。
日本は政府関係者が誰も行かないので、
個人の資格で91歳の村山元総理が出かけ、体調を崩してしまったそうです。
なんでこのご高齢の方にそうまで負担を掛けるのでしょう。
北京には給料を支給されて大使館員が常駐しているのです。
フランス、オーストラリア、ドイツ、イギリス、カナダ、アメリカ・・・、
欧米は批判は批判として、ちゃんと代表を派遣しているのですよ。
これが国際外交です。
そして、これが日本政府の外交における無能、即ち「子どもっぽさ」です。
下が参加国のリストです。
――――――――――朝日新聞デジタル2015年8月26日00時38分より
■中国が発表した各国の記念式典の出席者ら
【首脳級】(30人)
ベラルーシ大統領、ボスニア・ヘルツェゴビナ大統領評議会議長、カンボジア国王、チェコ大統領、コンゴ民主共和国大統領、エジプト大統領、カザフスタン大統領、キルギス大統領、ラオス国家主席、モンゴル大統領、ミャンマー大統領、パキスタン大統領、韓国大統領、ロシア大統領、セルビア大統領、南アフリカ大統領、スーダン大統領、タジキスタン大統領、東ティモール大統領、ウズベキスタン大統領、ベネズエラ大統領、ベトナム国家主席、エチオピア首相、バヌアツ首相、アルゼンチン副大統領、キューバ国家評議会第1副議長、アルジェリア下院議長、ポーランド下院議長、北朝鮮・朝鮮労働党書記、タイ副首相
【政府代表】(19人)
オーストラリア退役軍人相、ブラジル国防相、フランス外相、ハンガリー外相、インド外務副大臣、イタリア外相、リビア外相、マレーシア首相特使、オランダ国務相、チュニジア国防相、ニュージーランド元副首相、シンガポール元副首相、イギリス前司法相、カナダ駐中国大使ら大使館員、ドイツ(同)、ルクセンブルク(同)、パプアニューギニア(同)、米国(同)、EU(同)
【国際・地域組織】(10人)
国連事務総長、世界保健機関(WHO)、国連教育科学文化機関(ユネスコ)、国連工業開発機関(UNIDO)、赤十字国際委員会(ICRC)、独立国家共同体(CIS)、上海協力機構、上海協力機構地域対テロ執行委員会、集団安全保障条約機構、アジア相互協力信頼醸成措置会議
今日の吉田なな(8歳)の主張
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