毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「〈#検察庁法改正案に抗議します〉が520万回ツイート。それでも強行採決するのか」No.3864

2020-05-10 23:50:03 | 民主主義について

昨日から今夜にかけてツイッター(twitter)で

何と累計520万回も「#検察庁法改正案に抗議します」

ハッシュタグ付きツイートがありました。

これは一人一回と制限されているわけではありませんので

一人で複数回ツイートするのもO.K.です。

私は昨夜1回、今日のお昼にも1回、合計2回しました。

外に出かけてデモができない今、

ツイッターデモと名付けられたこのハッシュタグ付きツイートは、

有名人の加藤登紀子さん、浅野忠信さん、宮本亜門さん、

いきものがかりの水野良樹さん、小泉今日子さん、

きゃりーみゅぱみゅぱみゅ?さん(実は知らない)から

私のような無名の者まで誰でも自由に、かつ気軽に参加できる

すばらしい意思表示の方法ですね。

ツイッターに登録さえすれば

あとは適当に(笑)やっていれば簡単ですので

ツイッターはやっていないという方に

ぜひお勧めいたします。

 

このブログでも3月に、黒川検事長の定年の例外的延長を

閣議決定などで決めるのは言語道断だと述べました。

 ↓       ↓       ↓

https://blog.goo.ne.jp/bluehearts_10_11/e/14dfd16a42d0ab2ea56a4f6544536e31「NHKラジオ『黒川定年延長は国民の検察への信頼を損なう』と厳しく指摘」No.3811

今度の法改正は黒川さん個人だけの例外的延長でなく、

行政府が検察人事に介入できる法制度を作るものであり、

こんな法律がまかり通ったら

日本の三権分立は根底から崩れてしまいます。

今まで検察庁法の人事に関する条項は

一度も改正されたことがないにも拘らず、

コロナで緊急事態のこのときに火事場泥棒的に

法務委員会の審議も経ず内閣委員会で

ささっと通してしまおうとしているのがこの法案です。

・・・私たちは行動しなければなりません。

 

↓下は、ツイッターに掲載されたぼうごなつこさんの漫画です。

この黒川弘務検事長こそは

「アベ政権の守護神」と言われ、

かずかずの事件を不起訴処分にしてきたその人なのであります。

 

ツイッター以外の意思表示方法に署名があります。

お馴染みのチェンジ・オーグの署名サイトです。

私はもちろん、こちらも致しました。

趣旨御賛同の方はぜひご参加ください。

(5月11日午前0時30分現在291,562 人が賛同しました)。

https://www.change.org/p/内閣総理大臣-要請-東京高検-検事長黒川弘務氏の違法な定年延長に抗議し-辞職を求めます 

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「批判することの重要性についての動画」No.3863

2020-05-09 22:22:46 | 日本事情

「政府も一生懸命がんばっとねんから

こんな時には批判ばかりせんと、応援せなあかん!」

(共通語訳:政府も一生懸命やっているのですから、

今は批判ばかりしないで、応援しなければなりません)

という声に対して、

「野球のバッターがボールを打って、

三塁の方に走り出したら、『そっちちゃうで~』と

言ってあげた方が親切なんとちゃう」

と非常に説得力のある例を挙げて(笑)

批判の正当性を述べるせやろがいおじさん

 

そもそも、はじめ政府は国民への10万円支給だって、

全然する気がなく、商品券配ってごまかそうとしていたことを

皆さん、まだ覚えていますよね。

(怒涛の如く、次々に呆れることばかりするので

もう、遥か昔のことのように感じますけどね)

テレビで10万円給付申し込みの人たちにインタビューした際、

口々に「安倍さんのおかげです」と言っていたそうですが、

それは違います。

国民が商品券支給案に強く抗議し、

「現金を出せ」と行動したからです。

世論の政権批判が力を発揮したのです。

「批判に不慣れな国民と、口下手な政府。

今の日本のやばいとこ、

このコミュニケーション力の低さとちゃうやろか。

『こんな時に批判するな!』じゃなくて、

『これを機に批判慣れしていこ!」のほうが

ええんとちゃうか~」

と日本の核心的課題を指摘するせやろがいおじさん

コミュニケーションのための言葉力を

縦横無尽に発揮するせやろがいおじさんは、

「おじさん」と言ってもまだ若い漫才師です。

話芸を追求する中で思考を掘り下げてきた若者には

あのウーマン村本さんもいますね。

そして、我らが山本太郎さんも言葉で考え、

言葉でコミュニケーションする力を持つ

稀有な政治家の一人です。

でも、言葉で考え、言葉で表現するのは、

実は政治家の基礎基本じゃないかと

私は思うんですけどね。

 

とうとう現金給付10万円の方向で動き出した!批判することの重要性について一言【せやろがいおじさん】

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「中国の大学は9月に本格再開か」No.3863

2020-05-08 23:48:42 | 中国事情

写真は昨年5月6日の山東省菏澤学院キャンパス風景です。

おそらく今年も樹々はたくさんの実をつけ、

大雑把なバラ園の薔薇も、

咲き乱れる花の前で記念撮影する学生がいようがいまいが

お構いなくいつものように好き勝手に咲いていることでしょう。

遠くに見えるモニュメントには

「夢が始まる場所/梦开始的地方」と刻まれているはずです。

今日、日本語学部の同僚の中国人の先生から

「卒論審査があるので4年生だけ5月16日から

大学を開きますが、他学年は未定です。

噂では9月に再開されるのではないかと言われています」

とメールで連絡がありました。

江蘇省の知り合いの大学1年生からも

「僕たちの大学は9月に再開します」

と昨日メールがあったばかりです。

9月再開か……。

私は今学期で大学辞めようと思っているので

夏休み中に荷物を引き取りに行くだけになるのかな。

英語学部のロシア人の先生からは

「一切授業がないので宿舎でのんびり暮らしているよ。

外国人教師の全ての部屋の水道管取り換え工事が

行われたから、あなたが帰ってきたら

部屋はま~た粉塵まみれだよ」と。

日本でネット授業や中間試験の問題作りに追われている私は

それでなくてもコロナでイラついているのに

プンスカプンですよ。

(何回工事したら気が済むわけ!もうあの部屋に戻りたくないw)

↑この写真の右側の1960年代に建った旧男子寮は並木もろとも取り壊され、今は9月から新入生が入るゴージャスな男子寮が完成しているはずです。万物は流転す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「マスクにわかに飽和状態・尼崎市」No.3862

2020-05-07 22:05:11 | 日本事情

アベノマスクは未だ手元に届きませんが、

道路わき、自販機、商店街を

マスクが席巻している写真が朝日新聞デジタルに載っていました。

私の住む尼崎市の4月30日の写真です。

(阪神尼崎近辺の三和商店街)

↓スゴイ在庫の店。

↓天ぷら屋さんがマスクも売っているという……。

↓お弁当1つ買うとマスク1枚プレゼントのお店。

「一家庭マスク2枚」が90億円で済んだと

菅官房長官が言っていましたが、

ものすごく空しく90億円(私たちの血税)が

消えたということですね……。

それにマスクの専門業社でもない福島県の小会社を、

(しかも、社長が脱税で執行猶予中とのこと)

なぜわざわざ納入業者として選んだのか

政府は説明していませんよね。

〈森友―加計―アベノマスク〉

どうせいつもの不正な利権でしょう。

考えると鬱になる。

     

オペラ歌手が替え歌【アベノマスク】を【ベツノマスク】着用しつつ熱唱。

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「小泉今日子の政権批判を『どこか空虚』と書くライターが『どこから見ても空虚』」No.3861

2020-05-05 23:44:28 | 日本事情

 

デビュー30周年のアルバム『Kyon30~なんてったって30年!』(2012、ビクターエンタテインメント)

 

小泉今日子ことキョンキョンがアベノマスクについて4月22日に

ツイッターで発言しましたね。

「カビだらけのマスクは、(安倍政権の)嘘や狡さの象徴だ」

とはっきりわかる政権批判です。

     ↓       ↓       ↓

火事場泥棒は今も昔もいるもので、

多くの庶民が今回のコロナ災害に直面して

困ったときはお互い様と他を思い遣り、

民草を踏みつけにする政治に憤怒し、

それでも諦めないで生きている一方、

ここぞとばかり自分の利益を追求する輩も

またぞろ徘徊する今日この頃となっております。

『猿田日記』レッド・ハッピネスの猿田大先生

文体がうつってしまいました。愛読者なもので(笑)

https://blog.goo.ne.jp/redhappiness『猿田日記』

 

さて、そんな輩の一人だわと判断せざるを得ないのが

「小泉今日子の政権批判がどこか空虚だ」と書いた石黒隆之です。

彼が小泉今日子の発言を「空虚」とする根拠は、

「政治的な思想なり態度なりを表明したことのない人が、大きな事件が起きると、いきなり権力を批判しだしたりするから、唐突感が否めないのである。」

「そもそも、彼女がこれまでに何らかの政治的な態度を表明したという話を聞いたことがない。だから、“いきなりどうしたの?”と思われてしまうのではないか。それまでのノンポリな姿勢と、今回の言葉の強さ(「汚らわしい嘘や狡」)のギャップに戸惑ってしまうのだ。」

(ああ、この人はキョンキョンがどうやって生きてきたか

全然知らないくせに書いているな)と分かります。

私は余りテレビとか見ないのですが、

それでも明石家さんまさんとの対談やら何やら語った話から

彼女がノンポリでないことを知っています。

もちろん政治一辺倒の人ではありませんが、

生活に政治を含めた思想がきちんと位置づいている人だと

私は見ています。

実は、昔、我が息子は東京でケータリング業をしていて、

芸能プロダクションにも行ったことがあり、

一番印象が良かったのがキョンキョンだったと言っていました。

ただ昼ご飯を提供しただけの息子にまで

彼女はきちんと挨拶して帰って行ったそうです。

 

石黒隆之はキョンキョンが支持している

山本太郎(れいわ新選組)、志位和夫(日本共産党)、

クオモ知事(ニューヨーク州知事)の名前を挙げ、

彼らに小泉今日子さんが共感を寄せるのは

道徳的心情からであり、

安倍政権にとって代わってほしいとは思っていないかのような

表現をしています。

「それ、キョンキョンに聞いたの、あんた?」

と突っ込みたくなる表現です。

「彼らに共感することは、道徳的な正しさに胸を打たれる心情の問題であって、本気で安倍内閣に代わって、彼らに政権を任せたいと考えるのとは、全くフェーズの異なる話だ。
 つまり、「汚れた」内閣の代わりとなるべき、望ましい権力の絵図を描けないままに、政権を“口撃”することで心のモヤモヤを解消している欺瞞に見えてしまう。」

だと。後のほうの文、

「『汚れた』内閣の代わりとなるべき、望ましい権力の絵図を描けないままに、政権を“口撃”することで心のモヤモヤを解消している欺瞞に見えてしまう。」

の論の立て方は、

以前大阪で橋下徹さんが私学助成金削減中止を訴える高校生に、

「このやり方が嫌なら自分が政治家になりなさい」

と言ったのと同じパターンではありませんか。

この論調では、

芸能人は特定政治政党に入党しないと政府批判ができません。

 

かたや、その石黒隆之本人はどんな記事を書いているか

チェックしてみたところ、

彼こそノンポリの愚にもつかぬ記事しか書いていませんでした。

「氷川きよしの『ボヘミアンラプソディ』批判」とかね。

(英語の歌を和訳して歌う氷川きよしをせせら笑っているのですが、

狭量な意見です。日本語の歌は英語の歌とは別のリズムがあると

受け入れられないのですね)。

 

こういう輩が「小泉今日子」と名前を出すことで

炎上をもくろみ、記事を読ませるという

火事場泥棒的記事を書くのを野放ししてはならないと

私は思います。

10年ぐらい前、ネトウヨの記事に怒っていた私に娘が

「嫌なら読まなきゃいいやん」と言ったのですが、

そうして放置すると、その記事の影響は拡散してしまい、

現実に今は、味噌もくそも、事実もでたらめも、

ぐっちゃぐちゃになってしまったではありませんか。

そういうわけで、時間の許す限り

愚かな記事は批判しなければならないと

固く心に誓い、

今日も腹立たしいながら取り上げた次第であります。

(しかし、読まない方がいいかも。石黒隆之を喜ばせないためには)

     ↓      ↓      ↓

「小泉今日子ら芸能人の“政権批判”が、どこか空虚な理由」 
エンタメ 2020年05月05日石黒隆之

https://nikkan-spa.jp/spa_comment_people/石黒隆之?cx_clicks_article=1_author_txt

 

 

 

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「側溝から救出した三つ葉のことやら」No.3860

2020-05-04 23:07:20 | 自然

上は3月19日に撮影した我が狭き庭とも言えない土部分です。

緑の円部分に、

息子の店の側溝で青息吐息だった三つ葉をヘドロの土ごと

救出し移植したのが何とか根付いた頃で

葉っぱに艶がなく色も冴えません(下の写真)。

↓今朝、5月4日の三つ葉です。

大げさではなく、この三つ葉を見ると勇気づけられます。

三つ葉の隣には庭に点在して咲く雑草を連れてきました。

仲間で固まったら、「雑草」と言うより

「花」と呼ぶほうが礼儀にかなった扱いに思えます。

 

↓こちらは赤い円部分です。

3月には根元から切られた切り株がありました。

最近、それがナンテンであることが分かりました。

中国に居る時、

リフォーム業者さんがメールで

「庭の木、切っときましょうか」

と何度も言うので、つい同意してしまったのですが

実際に住み始めて無残な切り株を見るたびに

(ごめんね)と思わずにはいられませんでした。

今は(死なないでくれて、ありがとうね)の気持ちです。

プランターのバジルも発芽し始めました。

見ただけで勇気凛々ですよ~

コロナだのへちまだのと

クサクサしてられますかっての。

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「中国とトランプの『ウイルスはそっちが』で両国民はまた踊らされる」No.3859

2020-05-02 23:56:46 | 民主主義について

4月29日武漢の黄鶴楼が98日ぶりに部分的オープン。李白の『黄鶴楼にて孟浩然の広陵にゆくを送る』はここだったんですね。(写真AFP)

 

さて、3月下旬ですから一か月半前の話です。

私のクサクサした気持ちが膨れ上がるきっかけとなった

あるニュースがあり、ネット授業の合間に中国の学生たちに

それについて質問をしました。

趙立堅報道官

「中国外交部の報道官が

『ウイルスは米軍が中国に持ち込んだ』と述べた、

と日本のニュースで言ってたけど、

本当にそう言ったのですか。もし、言ったのであれば

中国の人々はそれをどう受け止めているのですか」

というものです。

ほとんどの学生が「知らない」と答えました。

本当に知らないのか、知っていても政治関係なので

避けたのか、どうも後者のような雰囲気でした。

しかし、翌日一人の学生が

それについてメールを送ってきました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 昨日先生が私たちに聞いた中国外務省の発言「コロナウイルスは昨年米軍が武漢に来た時に持ち込んだ可能性がある」についてはこの頃常にインターネットで見ています。全国民も驚いています。でも、外務省は国家を代表して全世界に発表しますから、冗談のはずがないです。外務省は証拠を言わないけど、中国民衆は以前日本の専門家が言ったことを思い出して、アメリカが持ち込んだことを疑いません。

 発表した人は新任の趙立堅さんです。外務省の報道官を担当する前、ツイッターで尖った発言をして有名になり、人気者です。実は私は趙立堅さんが好きではありません。言い方が直接すぎると思います。でも、人によって好みが違います(私は外務省の同僚の耿さんが大好き、言葉と声がとても優しくて、色々重要なことを発言します)。趙さんの「アメリカがウイルスを持ち込んだ」という発言の後で、その耿さんは「趙立堅さんの発言は外務省全員が話し合ったことです。外務省は中国の態度を発表する存在です」と応援しました。私が知っているのは以上です。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

メール文中、

「民衆は以前日本の専門家が言ったことを思い出して、

アメリカがウイルスを持ち込んだことを疑いません。」

という部分に驚き、日本の誰が何を言ったのか聞くと、

2月に日本のテレビニュースで

「アメリカで昨年冬から大流行しているインフルエンザの中に

コロナウイルス感染が含まれている可能性があると

専門家が言っている」と報道されたことでした。

関連記事「死者1万人超『米国インフル猛威』は新型コロナかもしれない」 https://president.jp/articles/-/33051

しかし、「アメリカで猛威を振るったインフルエンザの中に

コロナウイルスが含まれていた(可能性がある)」からと言って、

それが即、米軍が中国に持ち込んだことにはなりません。

酒場のおっちゃんたちの与太話ならともかく、

一国の外交部報道官が発言し、

同僚が「私たちも賛成だ」と言ったとなると公式発言です。

外国ではいざ知らず、

国内的にはほとんどの民が信じてしまうでしょう

「こういうふうに民意はコントロールされる」

というあまりにも分かり易く、かつ卑怯な例だなあと

一気に気持ちが重くなりました。

日本政府のアベ首相も、

外国での発言と国内向け発言が相当に違うことは

以前から知っている人の間では常識ですが、

NHKテレビしか見ない人は首相を信じ切っています。

こうした扇動こそが、

自国政府批判を封じ込める常套手段なんですね。

その後、趙報道官は4月7日に会見をして、

「米国の一部の政治屋が中国に汚名をかぶせたことへの

反発だった」と釈明しました。

中国国民の多くが(そうだ、そうだ!頑張れ趙さん)と

思ったことでしょう

その後、アメリカ大統領も同レベルの発言

「武漢ウイルス研究所からコロナウイルスが漏れた」説を

これまた証拠も示さず主張し、

それを信じるアメリカ国民も40%近くいると伝えられています。

お互いに自国政府の批判をどこかよその国のせいにして

国内統治を円滑にしようとしていると思われますが、

一介の民であっても、そういうのに乗せられるのだけは

避けたいですよね。

ものごとは事実をもとに客観的、多面的に観察して分析し、

判断する習慣を身に着けたいものです

でないと、愚かに踊ってばかりいなくちゃならなくなります。

2,3度のメール交換の後、

前記の学生はこんなことを書いて送ってきました。

基本的に中国では圧倒的多数が「愛国者」に育つのです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 はい、今回のやり方は以前に比べて確かにせっかちに見えます。中国はこれまでずっと慎重で、充分な準備ができてから行動してきました。

 今、中国は全世界の信頼を獲得したい時です。皆さんと友好的に付き合うための肝心なこの時期に、中国は何の根拠もなく、いかなる国をも汚すことはできないんです。証拠もないのに、勝手に他の国を汚すやり方は、利益もなく損をするばかりで、本当にバカみたいです。中国がそんなことを絶対にしないと私は信じています。いつか中国は世界を満足させる答えを出します。

武漢の黄鶴楼4月29日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「なぜ人は天動説〈緊縮財政〉の間違いが正せないのか」No.3858

2020-05-01 23:36:36 | 日本の経済

山本太郎さんがスピーチでいつも緊縮財政批判をしているので、

最近その根拠となる「現代貨幣理論(MMT)」の動画講座を

見るようになり、その流れで

長年、スルーしていた

三橋貴明さんや中野剛志さんの話も聞き始めました。

チャンネル桜(日の丸の旗がパタパタ)によく出ている方々です。

そこで論陣を張る人たちは

どうせ櫻井よしこみたいなのばっかりで

興味深い話など聞けるはずがない

というのが長年の私の先入見でしたが、

いま、世の中はそれほど単純ではないことが

動画を観てよくわかりました。

少なくとも日本の経済政策については

共産党とれいわ新選組を除く野党も、与党と同じように

旧来の主流派経済理論を固くなに信じていて

それを基本にずっと20年以上も緊縮財政を続けています。

寒いと震えている子を「汗をかかないように」と

寒風の外に立たせているのも同様、

激やせの子に「太り過ぎたら困るから食べるな」

とご飯を与えないのも同様の政策です。

だから国民はこんなに震え、やせ細ってしまいました。

その考え方の間違いを指摘したのがMMTで、

こちらは考え方は正しくても

残念ながら少数派もいいとこです。

しかし、私のようなものにもMMTというのは

そんな難しい理論というより

客観的な事実であることが分かるのに、

どうして多くの経済専門家や政治家は

それを認めないのでしょう。

中野剛志さんはそれを「センメルヴェイス反射」と呼びます。

19世紀のハンガリーで、

ペエペエの若い研修医センメルヴェイスが

ベテランの医者のミスを指摘したらぼこぼこにされ、

最後はとうとう精神病棟に入れられて死んだという話から、

少数派の意見が正しくても通らないことを

指すようになったそうです。

うーむ。

日本のように同調圧力の強いところでは

少数派が少数派にとどまっている限り

勝ち目はないかも、ですね。

じゃ、どうしたらいいかという問いに、中野さんは

「正しいことを言い続けて多くの人に知らせる」

ことだと答えます。

プロパガンダ合戦ですね。

私たちは多数派にならなければなりません

中野剛志さん

MMT(現代貨幣理論)が暴露した不都合な真実 「財政破綻論」の社会科学|中野剛志 「新」経世済民新聞 三橋貴明 公式チャンネル

 ↓     ↓     ↓     ↓   

 

「日本の未来を考える勉強会」ーよくわかるMMT(現代貨幣理論)解説ー平成31年4月22日 講師:評論家 中野 剛志氏

    ↓     ↓     ↓     ↓

https://www.youtube.com/watch?v=LJWGAp144ak

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