日本鉱業B凸 自作 25

2013-01-02 16:50:02 | 凸電
白◎の日本鉱業マークをどうしようか?と考えていた
外側は6ミリ程度だから丸く切れないことはない
問題は◎の内側、黒いから3ミリ程度に抜かなければならない
厚紙で練習してみたけれどカッターナイフは勿論デザインナイフでも上手く切れない
そうだ!と思いついてペーパー窓のRを抜く彫刻刀を捜し出して抜いてみたらまあまあだった
3ミリのところ2ミリ程度になってしまうのだが、実物のマークも黒丸が大きいのも小さいのもあるのでこれで良いということにした
そしてMicro Scale のトリムフィルム白を何枚か切って良さそうなのを選んで貼った

ウエイトを取り付けて窓セルを貼り、連結器を付けて運転士も乗せて完成した

ここでゲテモノの正体を記しておこう
昭和35年ごろまで常磐線日立駅の日本鉱業側線で国鉄貨車の入れ替えをしていた日本鉱業の凸電
幼少の頃に母に連れられて日立へ行き、駅で凸やLの形の電気機関車を見たかすかな記憶がある
おそらく私がこの目で見た最初の凸電なんだと思う

昭和47年頃に日立製作所海岸工場のB凸を見たときにはなんか違和感があった
それはキャブよりボンネットが狭かったので幼少の頃の記憶と違っていたからだと思う
ずっと後になって電気機関車展望2 P89の写真を見たときに これだ! と思った

しばらく前から製品が売られていない凸電を作りたいな~と思っていた
図面も何も無くたった1枚の写真から方眼紙に何度も絵を描いて寸法を出した
後になってレイル誌にも別角度の写真を見つけて少し寸法が違っていることも判ったがあとのまつりだった

今となっては蛇足的途中画像


エコーの挽き物小型ヘッドライトはなんだか判らないが銀色の素材で出来ていた
中心に穴を開けて真鍮線を植えて取り付け足とし、マスキングゾルを中に塗ってから塗装した
マスキングゾルを剥がしたら光ってイイカンジ~ (笑
草軽風パンタも作れるかどうか疑問だったので、少し傾いてるとはいえ出来上がってちょっと嬉しい

買った部品
WB24.5 Kadeeカプラー ヘッドライト タイフォン 連結器開放テコ受け 運転士 真鍮 無地デカール かな?

Special thanks
kasa-hmrsさんがGT-1 24.5 を下さった時からこれが作れそうだと計画を始めました
けっきょくGT-1は箱が長くて使えずWB24.5になってしまいましたが、きっかけを与えて下さったことは感謝いたします
ありがとうございました 

この記事についてブログを書く
« 日本鉱業B凸 自作 24 | トップ | ED26 珊瑚 15 »

凸電」カテゴリの最新記事