アトラス製 アンドリューズ台車

2009-01-17 18:23:12 | 米国型貨車
いまさら仕掛け品の多いことを嘆いても始まらないのですが・・・

去年の初夏に勇んでこの台車を買ったは良いけど、ちょっと使いにくいので嫌になっていました。
トップ画像左のようにカプラー取り付け台のような金物が、左右のサイドフレームにネジ留めされています。
サイドフレームにはまったボルスターがバネで支持され、スイングする状態になっているにも関わらずです。
それにこの金物のおかげで芯皿位置が物凄く高くなっています。

で、この金物を外したところがトップ画像右です。
これなら飛び出したボスを切り取ればうまい具合にAARの高さに合いそうなんですが・・・

担いバネがはまっている突起が、ボルスターよりもサイドフレームの方が外側にあるため、バネが踏ん張ってサイドフレームが下すぼまりになり、車軸を抑えて極端にコロガリが悪化します。


今日になって突然思い付きました。
「本物みたいにスプリングプランクをはさめば良いのでは?」

試しにプラ板からそのようなものを作ってはめてみたのですが、こんどはバネの取り付けが非常に困難になり、バネの座りを良くするためにはプランクにも突起を付けなければならないことに気付きました・・・

でもやってるうちに閃いた!
側枠の下に突っ張り棒を付けるのが簡単かも・・・
幸いサイドフレームの中央下には隙間があったので、1ミリドリルで棒を差し込む穴を掘りました。
棒は真鍮だと弱いような気がしたのでスチール線を使用したところ、上手く行きました。
下すぼまりにならず快適に転がります。



加工しながらこれと同じようなことを本で読んだのを思い出しました。
プレスアイゼンバーン製1/87のTR11がスプリング可動だったのですが、やはり下がすぼまるらしく突っ張り棒を付けた記事があったのです。
その時点では「へ~、こういうこともあるもんだ」と思っただけでしたが、身をもって体験したと言うわけです。

実物とは異なる構造の部品がついてしまいましたが、これで解決出来ると思うので車体の方も工作再開しなければなりません。
でも私には難しい題材なんですよ・・・



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