テ1 珊瑚エッチング板 2

2017-02-16 08:45:12 | 小型・古典貨車
問題の曲げは、まず屋根の中心線をリポビタンのビンに押し付けて緩やかに曲げて、
中華なベンディングブレーキにセットしてエイやっと曲げたら、あれれ?
肩Rが始まる位置が下過ぎたようなので、ブレーキに再セットして曲げ戻し
曲げ始め線を1ミリ上げて(裾から26ミリ)再度曲げたら大体になった

あとは揉んで揉んで捏ねて捏ねて、妻板との合いを昔のピノチオ客車キット程度にしてから力技で押さえ込んで半田を流した


屋根を合わせたら妻板の端梁の線と側板裾が合わない
およそ0.5ミリほど妻板の高さが足りないので、屋根Rを少し浮かせて裾のズレを半分ほどにした
Rの隙間はハンダの表面張力で埋まっている

妻板を削り出す際にエッチングで浮き出た線が無くなるまで削ったが(普通はこれで良いと思う)、
線の外側まで削ってあとは現物合わせする方が安全かもしれない
次からそうしよう、あと二枚有るし・・・

説明図には引戸と妻板には1x1アングルを貼る指定になっているが、手持ちの1x1アングルよりもエッチングで浮き出した帯の方が広かった
エッチングの上にアングルを貼るとちょっとみっともないかも知れないので、帯板を立てて貼り浮き出しと合わせてアングルに見えるようにした
立てて貼るには厚い方が簡単なのでt0.4帯板を貼ってみた
エッチングの浮き出しに比べて立てた断面が厚いが、出来てみればこんな物かと思う


今回は谷川客車キットから発生した帯を使ったが、もう在庫が無いので次はt0.3快削真鍮から製材すれば良いかも知れない
ミニサーキュサソーで切れば断面は直角が出るのでシャーで切るより立て易いと思う
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