PRR EF-15a EMD (ATHEARN F7) 10

2016-06-02 09:11:04 | PRR 1st. Freighters
昨日の日記で完成したはずの下周りはやはり気に入らない
どこかで当たっているようで音が出ているし、電流値もやや多い
あれこれ考えてみるに、車高を意図的に上げるために台車ボルスターとアンダーフレーム横梁の間にt0.5板を入れた
ということは横梁上面とウォーム軸の間が0.5ミリ狭くなってしまったので、そこが微妙に触っているのかもしれない
早速当該部分を見ると、接触して擦れた痕跡は無かったがジョイントに塗ったグリスが付着していた
つまり強くはないが接触していた可能性があるということ

もうひとつ気に入らない件は、ジョイントが有効な距離になるようにフライホイールをモーターから離していること
重いフライホイールは軸受け(この場合はモーターのメタル)の直近に置くべきだと思う
モーター軸は焼きが入った硬い鋼だが、直径たった2ミリなのでフライホイールが振動し始めたら微妙に撓ると思える

なぜフライホイールを前後に出さないとジョイントが届かないかというと、
そもそもアサーンのモーターは本体長が42ミリあるのにCN22ではモーター台も含めて35ミリ
つまりこの差の7ミリでオリジナルのジョイントは長さが足りなくなってしまうのだ

そこでいっそのことジョイントを代えてみることにした。
上画像の奥はアサーン F7 純正の 41017 SLOTTED COUPLING + 41034 4-PRONG COUPLING で全長が短い車輛用
手前はアサーン GP7 等に用いられる 90105 Coupling + 90106 Spline + 40051 Worm Coupling

フライホイールをモーターにギリギリ近づけるとモーターが短い分でGP7用のユニバーサルジョイントがギリギリ収まる


昨日までの状態


しかも GP7用の組み合わせは F7用よりもボギーセンター位置で細いので横梁に接触する恐れも無くなる

これで全部組みなおして試運転したら結果は上々だった
3ボルトで起動 5ボルトで100ミリアンペア喰わないで静かに走るようになった

見た目の収まりも良くなった


このGP7のユニバーサルジョイントを使うアイディアはずいぶん以前に思い付いていた
でもしばらくしてファクトリーペインテッドを加工した時にはすっかり忘れていた
今回成功したので忘れないうちにノートに書いておこう

*蛇足ながらアサーンのGP7について
ブルーボックス当時、アサーンの製品名は箱ラベルやヲルサーズのカタログには GP9 と記されていた
しかし車体の特徴は間違いなく GP7 であるし、キットに添付の説明書には GP7 と印刷されている
摩訶不思議な話だ
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