昭和40年代の貨車たち 2

昔の磯原駅にはいつでも多数の無蓋車が停まっていた
これから炭鉱に行く空車　石炭を満載して出発を待つ車
それらを入換する蒸気機関車が忙しく行ったり来たりしていた

だから漠然と　コトラが多いんだろう　と思っていた
数えてみたら予想通りやたらとトラ45000が多かったが、トラ55000が少なかったのは意外だった

昭和44年-47年頃撮影の写真で数えた無蓋車数　（形式番号が読めない個体は特徴により大まかに分類した）
トラ45000　44
トラ70000　33
トキ15000　14
トラ30000　5
トラ40000　3
トラ55000　3
トキ25000　3
トラ6000　2
トラ25000　1
トラ35000　1
トム？　1

でも本当に意外だったのは2番目に多かったトラ70000
何で長トラに石炭を積むんだろう？
鋼製のトラ70000ばかりでなくトラ6000やトラ30000にも石炭を積んでいた

無煙化後に入換に来たDE10とトラ12602（トラ6000）


＊通常↑この場所では石炭は扱わなかった　たまにコークスの荷卸が有ったので積荷はコークスかもしれない＊

こんな写真をルーペで見ながら数えた


一番手前の列は　45000　45000　70000　70000　55000　45000　55000