小名浜臨港 B377 (500 珊瑚) 8

2017-08-24 08:48:25 | 小名浜臨港 B377 / 珊瑚500
第二動輪と従台車を受ける後部イコライザテコをt0.5燐青銅板から作った
真鍮板より硬のは洋白板だと思うが、洋白は 可塑性 があると何処かで読んだので可塑性よりバネ性だろうと燐青銅板にした
いくらバネ性があっても大穴の周辺は弱いと思うので後ほど1x1真鍮角線で補強する

台枠にはこのように入り、小穴の下にワッシャを入れて1点でグラグラ支持にする



この模型とはまったく関係ない話題だが、水戸市立博物館
〈共催展〉茨城鉄道 第1期 ー今も思い出の中を走ってるー 期間:平成29年7月4日(火)~8月31日(木)
が開催中である
(とはいえ水戸市立博物館は耐震工事中に付き平成30年3月31日(土)まで休館中のため城里町役場と城里町温泉施設ホロルの湯で開催)

私は8月始めにホロルの湯へ見に行き、そこで初めて茨城鉄道(茨城交通茨城線)の有蓋車の写真を見た
形式番号はワ300型 ワ309号で国鉄直通認可の白線がある10トン積みのよくある木造有蓋車だ
扉には茨城鉄道(昭和30年代撮影なので茨城交通茨城線)のマークと 茨城 の標記、その下に良く見えない文字が4文字あった
その時には有蓋車の写真を見たことに興奮して深く考えなかったのだが、後になればなるほど 読めなかった4文字 が気になって仕方が無い
そこで昨日はそれを確認しに城里町役場まで行ってみた(8月はじめは日曜日だったので役場の展示は休館だった)
そしたら同じ写真があって、しかもホロルの湯のそれよりも若干大きいように感じて、肝心の4文字は赤塚**と読めた
**ははっきりとは読めないが最後の文字は最初は 車 かと思った
でもこの場合は車では意味が通じないと思いコンデジの液晶画面で拡大してみたところ 由 のようにも見えた
つまり 赤塚経由 なんじゃないだろうか?
国鉄線との接続駅をこのように表示するのを今まで知らなかったが、国鉄へ直通していった貨車を間違いなく取り戻すための算段だったのかもしれない
つまらないことに拘ったのかもしれないがこれですっきりした
(ちなみに星良助氏著の写真集 東北の汽笛 p69に掲載の茨城鉄道トム851にも読めない4文字がある)
(このトムは国鉄トム5000型かトム16000型と似ているので払い下げなのかもしれない)
同線に所属した日本車両製の30t蒸気機関車(省1260型と同型)も魅力的である
この記事についてブログを書く
« 小名浜臨港 B377 (500 珊瑚) 7 | トップ | 小名浜臨港 B377 (500 珊瑚) 9 »

小名浜臨港 B377 / 珊瑚500」カテゴリの最新記事