気持ち悪いメタル

2011-10-18 17:48:29 | PRR 2nd ジェネレーション
オイルレスメタルは油を含浸しているので給油しなくても良い

確かにその通りだと思う
でもその油が古くなって真っ黒けになったオイルレスメタルはどうすればよいのだろう?

たとえば溶剤とか揮発油とかで洗ったとして中まで染みて古い油を溶かしてくれるのだろうか?
次に染みてしまった溶剤は全部取れるのか?
新しい油は入るのか?
などなど、ずっと疑問に思っていた

今回作っている2輌のうち、片方の台車が後から付けたと思しき油でベタベタだった
ギアボックスを分解して洗っても転がりが悪い
犯人はオイルレスメタルかもしれないと思ってシンナーの中でジャブジャブ洗うとシンナーが黒ずんできた>トップ画像

このまま乾かしてしまうとせっかく溶けた油がまた固まるかもしれない・・・
電球の上に載せて強制的に乾燥してみた



すると最初はシンナーが蒸発していたが、そのうち熱で油が染み出してきたらしく白煙を発し始まった
電球の表面を拭きながら何度か暖めると良くなった気がしてきた (笑

本当はゴム揮発油で洗うのが時計屋さんの本来のやり方なのだが、今は無いのでシンナーでやってみた
でも臭くてかなわない



とりあえずこれで組み立ててみよう
この記事についてブログを書く
« フレーム削り | トップ | ウエイトの加工 »

PRR 2nd ジェネレーション」カテゴリの最新記事