1957年、ペンシルバニア鉄道は最後に残った蒸気機関車を置き換えて無煙化を達成するためにEMDにディーゼル機関車を発注しました。
最後に残っていた蒸気機関車は大規模なヤードで、パンプの押上と重入換を担当していたL-1ミカドやI-1デカポッドたちでしたが、少数の蒸気機関車のために必要な設備の維持費は高額だったようです。
EMDに発注したのは1750馬力で6モーター、25輌のSD-9でした。
SD-9は1953年から製造が開始され、同時期のGP-9と同じ16気筒の567Cプライムムーバー、D12Bメインジェネレーター、D12Bトラクションモーターを装備しました。
これらは1957年11月から1958年1月に掛けて落成し、ロードナンバーは7600-7624、PRRのクラスはES-17mとされました。
7600-7607の8輌がイースト アルトゥーナ(East Altoona, Pa.)、7608-7613の6輌がエノラ(Enola, Pa.)、7614-7624の11輌がコロンバス(Columbus, Ohio)と巨大ヤードへ割り当てられ、ハンプ プッシャーと重入換、トランスファー ランに使用されました。
オプションとしてはキャブ シグナル、ハンプ コントロール、ダイナミック ブレーキが装備されましたが、本線仕業に就くことはありませんでした。
ただし、ハリスバーグ~エノラ間のトランスファー ランでロックビルブリッジを渡りエノラに入ってくるシーンを写真集で見る事が出来ます。
模型はPROTO2000の製品で、10年ほど前に発売された物だと思います。
最近ヤフオクで入手しましたが、実は買うのは2度目です。
最初は発売になった頃に米国の安売り量販店からSD-7 SD-9とも2輌づつ通販で買いましたが、600Rのポイントで脱線しまくりだったので嫌になり銀座の4階で売りに出してしまいました。
*脱線したのは600Rのポイントを向かい合わせに直接つないだ渡り線でした*
*P2Kの名誉のために書きますが、脱線は劣悪な線路状態のためで、決して模型のせいではありません*
当時はまだペンシルバニア鉄道の機関車に付いて良く知らなかったので「6軸機は鬼門」と売ってしまいましたが、今になって欲しくなっていたらオクで見つけたというわけです。
↓LIFE-LIKE PROTO2000 #21193 PRR w/DB エンジニアサイド
↓プロトタイプとはホーンの配置が異なるので元のを引っこ抜き、アサーンの部品をオールフォワードに直して取り付けました。 引っこ抜いた跡は穴が開きますが、下手に直して傷口を広げないようにそのままにしてあります。
またレイリングの端にレモンイエローで警戒塗装を施しました。
P2Kのままのモーターなので本当は改造したい所なのですが、当ディビジョンではこれでやるような入換も無いので当分このまま眺めていようと思います。
堂々とした6モーターもたまには良いですね。
最後に残っていた蒸気機関車は大規模なヤードで、パンプの押上と重入換を担当していたL-1ミカドやI-1デカポッドたちでしたが、少数の蒸気機関車のために必要な設備の維持費は高額だったようです。
EMDに発注したのは1750馬力で6モーター、25輌のSD-9でした。
SD-9は1953年から製造が開始され、同時期のGP-9と同じ16気筒の567Cプライムムーバー、D12Bメインジェネレーター、D12Bトラクションモーターを装備しました。
これらは1957年11月から1958年1月に掛けて落成し、ロードナンバーは7600-7624、PRRのクラスはES-17mとされました。
7600-7607の8輌がイースト アルトゥーナ(East Altoona, Pa.)、7608-7613の6輌がエノラ(Enola, Pa.)、7614-7624の11輌がコロンバス(Columbus, Ohio)と巨大ヤードへ割り当てられ、ハンプ プッシャーと重入換、トランスファー ランに使用されました。
オプションとしてはキャブ シグナル、ハンプ コントロール、ダイナミック ブレーキが装備されましたが、本線仕業に就くことはありませんでした。
ただし、ハリスバーグ~エノラ間のトランスファー ランでロックビルブリッジを渡りエノラに入ってくるシーンを写真集で見る事が出来ます。
模型はPROTO2000の製品で、10年ほど前に発売された物だと思います。
最近ヤフオクで入手しましたが、実は買うのは2度目です。
最初は発売になった頃に米国の安売り量販店からSD-7 SD-9とも2輌づつ通販で買いましたが、600Rのポイントで脱線しまくりだったので嫌になり銀座の4階で売りに出してしまいました。
*脱線したのは600Rのポイントを向かい合わせに直接つないだ渡り線でした*
*P2Kの名誉のために書きますが、脱線は劣悪な線路状態のためで、決して模型のせいではありません*
当時はまだペンシルバニア鉄道の機関車に付いて良く知らなかったので「6軸機は鬼門」と売ってしまいましたが、今になって欲しくなっていたらオクで見つけたというわけです。
↓LIFE-LIKE PROTO2000 #21193 PRR w/DB エンジニアサイド
↓プロトタイプとはホーンの配置が異なるので元のを引っこ抜き、アサーンの部品をオールフォワードに直して取り付けました。 引っこ抜いた跡は穴が開きますが、下手に直して傷口を広げないようにそのままにしてあります。
またレイリングの端にレモンイエローで警戒塗装を施しました。
P2Kのままのモーターなので本当は改造したい所なのですが、当ディビジョンではこれでやるような入換も無いので当分このまま眺めていようと思います。
堂々とした6モーターもたまには良いですね。