何故か不調のKATO NW-2

2008-01-02 19:58:52 | アメリカ型模型関係
昨日の107輌連結運転は、F7のような本線級機関車で牽引出来るのは当然な感じがします。
で、スイッチャーでやったら絵的に面白いかな、と思ってKATOのNW-2も走らそうと思いました。
ところが線路に載せたら何故かまったく動かず、電流計が振り切れていました。
とりあえず動画を撮らなければならないのでその場は却下して、今朝になってから分解して調べ始めました。

12/28のエントリのようにシェルからシャシーを外しましたが、難塗装素材の手スリに塗った警戒塗装がボロボロになってしまいました。

台車集電板を外して線路に載せるとショートしていない >つまり台車は異常無し。
次に台車を外して左右のシャシーに直接電線を繋いで回してみると・・・
回ることは回りましたが、回転方向で調子が極端に変わります。
さらに、左右のシャシーを手で圧迫すると回らなくなります。
どうやらシャシーの中でショートしているようです。

シャシーとモーターを分解して観察してみたら、モーターを収納している部分に黒い点(赤丸○)を発見。

どうやらスパークで出来た焦げのようです。
モーターのブラシ取り付け部のプレスが微妙に歪んで膨らんでいて、そこ(黄色○)にも焦げが有りました。
モーター回転の反力によって、モーターがシャシーに接触してショートしていたようです。

理由が判れば簡単な事、モーターの当該部分に薄いマスキングテープを貼って一丁上がり。
良かったヨカッタ・・・


*ついでながら12/28のエントリの訂正を一つ。

記事中で「ウォームギアが台車の回転中心にあるのでユニバーサルジョイントは不必要です」と書きましたが・・・
実はフライホイルの中に十字継ぎ手が入っていて、モーター軸とウォーム軸の変位を許す構造になっていました。

まったく上手いことを考えるものです。 この部品も手に入れば言う事無しなんですが・・・

この模型はPRRのES-10 #5912をプロトタイプにして作ったのですが、最近になって原型は煙突の形が異なる事が判明しました。
これを機会に作り直そうかと思います。
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