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ちょっと思い付いてやったこと

2010-03-23 17:22:59 | 鉄道模型
何年前に変わったんだろうか、
安達製作所が現行で発売するD51用主台枠は以前のものよりグレードアップした見掛けの良いものになった
ところが新主台枠と旧主台枠ではなにが違うのか判らないが、サイドロッドが共通に使用できないらしい
旧主台枠を持っている人(あるいはロッドが減ってしまった人)用に旧サイドロッドは売ってるのに、旧サイドロッドを持っている人用に旧主台枠は売っていない
そう、私は旧サイドロッドを二組も持ってるのに理不尽にも救済されないのだ

新しい主台枠にも興味はあるが、ロッドが勿体ないのでとりあえず試しに主台枠を作ってみようと思った
いささか本末転倒のような気もするが、これが出来れば大きな進歩であるともいえる
幸い手元には旧主台枠用の挽き物スペーサー(ネジ留め)が複数あるので、2枚の主台枠さえ同じに出来れば平行等の精度は確保できる

トップ画像>まず1ミリ洋白板をサイズに切り出して半田で二枚貼り付けた
それから罫書き線の内側に小さめにペデスタルを切り込み、スペーサーを取り付ける2.5ミリ穴を開けた
「洋白は硬いからサクサク切れる」というがとんでもない、この長さで1ミリの洋白を切った事が無かったのでふうふう言ってしまった
しかも2枚重ねたらもっと大変で「エライ事を始めてしまった」と後悔した

次は一番問題のペデスタルの仕上げ
サイドロッドを冶具にしてそれに合わせてヤスリで広げて調整した
冶具は懐かしい9600円の珊瑚9600から外した真鍮軸受け内部に3x2と2x1.4のパイプを入れて1.4ミリネジとナットでサイドロッドを取り付けた


安達とかのメタル軸箱は一応5ミリ角ということになっているようだが、実際には5ミリ弱に出来ているらしく、きっちり5ミリのペデスタルにストンと入る
しかし珊瑚の挽き物軸受けは何故か入らない
ノギスで測ると5ミリ-5.05の中間ぐらいに出来ているようだ
これをあてがって削ったためペデスタルの幅が5.1ミリ弱になってしまいちょっと不安


ペデスタルの整形が終わったら安達の台枠側板に合わせて外形を切り抜いた
今回のもう一つのお試しは後部フレームを狭くしなかったこと


すべての削りが終わってから2枚に剥がして余分な半田を落とし、安達のスペーサーで組み立ててみた
怖々動輪を入れてサイドロッドを取り付けて転がしたら・・・
何事も無かったようにスルスルと回ったので嬉しかった


一つ大チョンボは安達の台枠側板が1ミリ厚だと思い込んでいたこと
実は1.2ミリだったことに出来てから気付いた
強度は問題ないと思うが動輪の横動が過大になるので対策が必要

さあこれから足りない部品を全て作らなければならない
上手くできますように 
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