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Brugge Style
新年の手紙
あけましておめでとうございます。
旧年中はたいへんお世話になりました。
2005年もどうぞよろしくお願いいたします。
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ベルギーの大晦日から元旦にかけては、友人と大騒ぎしたり、恋人とスゥイートに過ごす時間である。
クリスマスが家族と過ごす時間だから日本とは逆。
大晦日に食べるべきそばのようなものも、元旦に食べるべきおせち料理のようなものもない(タメイキ)。わが家ではシャンパーニュがバカすか開く習慣があるくらいである。
さて、日本のお正月が恋しいわたくしだが、そういえばベルギーにも日本の習慣になんだか似たものがある。
お年玉!
子どもが旧年を振り返って改めたい点、新年の抱負を手紙にしたため(この手紙を「新年の手紙」と言う)、
親やゴット・ファーザー、ゴッド・マザーの前で読み上げると、「よしよし、がんばってね」と現金がもらえるのである。
...うらやましい。
わたしは作文や読書感想文が得意な嫌味な子どもであった(笑)。
文章が巧い、というより、大人が読んで喜ぶツボを心得ていたわけである。
もしわたしが子どもで、この新年の手紙を書くとしたら...大人のうれし涙、いただきまくりであろう。
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昨夜、新年を祝う花火が上がり始めたとき、夫とお互いのNew Year Resolutionを打ち明け合ったが、ゼイタク病を治療するようなことを言うのは止めたいとその瞬間に思った。

(写真は5歳の娘が幼稚園で作成してきた新年の手紙。文章を読み上げることができない年令の子どもたちは、クラスで覚えた詩を暗唱する。)
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