日本・ベルギー・英国 喫茶モエ営業中
Brugge Style
calendar
2005年1月 | ||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
![]() |
||||||||
1 | ||||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | ||
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | ||
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | ||
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | ||
30 | 31 | |||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
|
goo blog
archives
categories
moet's nonsense(1570) |
役に立たない旅の記憶(563) |
バレエ(229) |
ブルージュとベルギー(469) |
ブルージュとベルギー 街のアドレス(45) |
英国(307) |
ロンドンと英国 街のアドレス(74) |
お菓子作りは実験(79) |
美しきもの(143) |
おすすめのもの(47) |
人びとのかたち(75) |
amuse(10) |
***(17) |
セカイ通信ロンドン(5) |
recent entries
貴婦人と一角獣 |
不思議なパリのモエ |
ルーヴル美術館 特別展 チマブーエ再発見 |
エッフェル塔はパリのシンボルに |
ボヴァリー夫人の夢と現実 ルーアン |
アルゲリッチの「時間」 オックスフォードとロンドン |
ショパンと花と...美は時間の中に |
「無意識の世界を可視化する」 |
もうひとつの愛 onegin |
六甲サイレンスヒルズのサイレンス |
bookmarks
Brugge Style
Brugge Style メイン・ページへ |
自己紹介 |
tumblr B.S. |
profile
brugge_style![]() |
moetと申します。
ベルギーを離れ、 英国在住中。 夜景評論家/ 床の間主義者。 メール頂けますと嬉しいです。 krugkrug2004(at) yahoo(dot)co(dot)jp |
search
goo links
![]() |
URLをメールで送信する |
(for PC & MOBILE) |
![]() |
![]() |
原風景
友人カップルがブラッセルに引っ越したので、新居を訪問した。
高級住宅街として名高い地区である。
その地区の中でも特別リッチな住所にある(らしい)彼らの家の周辺風景は、神戸の山手を思わせた。
通りがすべて坂なのである。
小高い丘状態になった場所に、緑豊かな庭とドライブウェイのあるヴィラ風家屋が行儀よく並び...この辺りの住民の精神状態を表しているようである。
一方、わたしの住むフランダース地方はどこまで行けども真っ平な地形である。
高速を走っていると、はるか彼方の牧草地で草をはむ牛や羊の群れが見える。
まっすぐな地平線にそって、防風樹林が竹箒(たけぼうき)のように立ち、村の小さな教会のまわりに家屋がちょこちょこ集まっている眺め。
わたしは学部生時代、中東に留学していたことがあり、フランダースの平原は砂漠の無防備感と同じような感覚をもたらすのである。
それはそれでステキなのだが、
ああ、坂道!
山!
滝!
無尽蔵な財産があったら何に使いたいか、と言う質問に、「フランダース地方に山を造る」と答えたことがある...

まだ雪が溶けないブルージュ
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )