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Brugge Style
ドン・ペリニィョンの味
さんざん聞かされてご記憶の方もいらっしゃるだろうが(笑)、シャンパーニュが大好物である。
このクリスマス・ホリディ中は午後3時頃から飲み始めて一人で2本はあけていた。自慢じゃないよ(笑)。
今でこそ、シャンパーニュ地方の小さな作り手の、美味くて安いシャンパーニュを飲んで喜んでいるが、過去一時期はクリュギアンだったし、お誕生日にはわたしの生年のドン・ペエリニヨンやクリスタルをあけてもらうバブルを生き抜いた小娘であった。
さて。
パリで落ち合った友人が、日本からヴィンテージのドンペリを持って来ていた。
おお、懐かしや。それはかれこれ20年近く前「彼女が40歳になったら大成功している自分」の為に買っておいたものであっある。わたしは彼女のその誓の時に居合わせ、応援を引き受けたのだが。
去年、わたしより数年早く40歳になった彼女は今までの勤めを辞めた。
理由の一つは「実際の40歳は20年近く前に描いていた夢とは違って」しまっていたから...それでも全然いいじゃないか、と思うわたしと、それでは許せない彼女(笑)。
「じゃあ、今開けずに、自分が成功した、と思えた時に開けたらいいじゃない」とわたしが言うと、「今、新たなる希望がわいているのよ。それに向けて決意を新たにしたいのよ。しかもパリで。」と彼女。かっこいいねえ。
彼女はいつでも意義や意味を見いだすことに熱心で、常に「自分の生まれてきた使命」を全うすることを望む、ワタクシとは全然違うタイプの人。彼女のような生き方は非常にしんどいと思う...
なぜに彼女がいいかげんな性格のわたしのことを好いてくれているのかは不明~。
夜長のパリで飲んだドンペリは懐かしい青春の(笑)味だった。
次回も世界のどこかで彼女と一緒にボトルを開けたい...
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