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Brugge Style
バイリンガル能力
複数言語を操る人の頭の中は人それぞれどうなってるの?という好奇心から、あれやこれや(「ポチ」、「バイリンガル教育」、「娘とわたしの外国語」)素人の駄法螺を書き記した。
そして先日、こんな記事が目に留まった。
カナダ・トロントにあるヨーク大学のバイリンガル能力研究者、エレン・ビアリストク博士によると、
「バイリンガル能力の強みは、具体的には、抑制制御ないし認知制御と呼ばれる脳の機能に関係していると考えられている。これは(中略)集中する能力だ。複数の言語を流ちょうに話す人は、ある言語でコミュニケーションをとっている間、もう一つの言語を黙らせておくために絶えずこの技能を使う必要がある。」(ヤフーニュース 「バイリンガルは認知症になりにくい」)
この研究が、
「わたしは(映画などの)内容を日本語に訳しながら見ているわけではない。
しかし、後日、登場人物の発言などを思い出して発言する段になると、日本語で思い出してそれを英語に訳して発話するから、実際の文とは細部が微妙に変わっているのである。
娘も訳しながら見てはいない。
そして、後日内容を思い出すとしても、英語の記憶を英語で思い出しているから、たいてい元の文そのまま復元できるのである。」(9月9日のブログ)
というわたしの疑問に答えを与えてくれたのではないか、と思ったのだ。
博士の研究をわたしの駄法螺レベルにに引きずり落とすのは、「龍をも化して豚にする」(ハイブラウなものを低俗化すること)、という感じだがまあ聞いて下さい。
つまり、わたしはバイリンガルといっても相当与太なので、英語で聞いたり話したりしている時に日本語を完全にシャットアウトできないが、娘は英語で話している場合はオランダ語や日本語を完全にシャットアウトすることができ、それで上記の体験談のような技が使えるのか、と。
うーむ。
お付き合い下さり、ありがとう存じます。
生まれ変わったらもっと賢くなりたいです(わたしは転生を信じていない、というところがミソ。つまりわたしが賢くなることは金輪際ないということだ)。
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