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Brugge Style
暖炉と高い天井と煩悩
わたしがこのブルージュの家に異常な愛着を示しているのには色々理由があるが、その第一が4つある暖炉のせいだ。
執着というのはまことに拭いがたい煩悩なのである。
わたしの「身心を乱し悩ませ智慧を妨げ」ているのがこれまた暖炉とは...
特にリビングのこれと(右)、キッチンのこれ(下)は、できるならはずして持って行きたい...
リビングのは現役で、夏も冬も燃やしたものだ。
キッチンのは使う気になれば使えるが、ずっと以前から使われてはおらず、わたくしトコノミアンとしては空間を切り取って飾る「自慢の」空間としてこよなく愛してきた。
両脇のシャルルとマリーの顔...はっ!これ、石膏で型をとれはしまいか??
たしか娘が美術アカデミーで使ったギブス包帯があったはず。これで型をとって後日、石膏像を造ると。うん。いいアイデアだ。新居に飾ることにしよう。
「そんなことをしている場合ではない」というようなことばかりしているこの頃なのである。
そして第二点は高い天井。
逆に言えば、大きい暖炉(小さいのではいけない。大きくなくてはならない)があって天井の高い家ならばわたしはきっと幸せに暮らせるのだろうと思う。
梁がむき出しになっていたり、漆喰の天井飾りがあったりしたらなのことよい。
そういうわけで英国での家探しが難航しているわけです。
この家の引き渡しが10月中旬なので、ぜひともそれまでに。
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