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ゴヤ、すべての者の泉




ナショナル・ギャラリーで始まったゴヤ展へ。

ゴヤの肖像画だけを集めた展覧会。


語彙の少ないわたくしが天才ゴヤの大迫力作品群をどう説明したらいいのだろうか...と考えていたらウィキペディアにこんなことが書いてあった。

彼の生地はスペイン北東部サラゴサ近郊のフエンデトードス、すなわち「la fuente de todos 総ての者の泉」。

すべての者の泉!

肖像画に描かれた人々の、外見の特徴、性格、知性、嗜好、魅力、身分などを平面上に現す、彼は豊かで永遠に尽きない「泉」のようだ。


ほとんど門外不出のPortrait of the Duchess of Alba(写真の中央、あの有名な絵)も来ており、この絵の前に座ってこれを鑑賞するだけでも来館する理由があると思った。
当然のことだが、実物は今までに見た写真とはどれとも違っていて、ものすごい吸引力。ブラックホールのような絵だ。
モデルのアルバ公爵夫人はこの絵の通りにエキセントリックな人物で、化粧を、ゴヤにさせたそうですよ...


次の予定のために最後の何枚かは鑑賞できなかったので、次回がまた楽しみ。
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