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Brugge Style
あおによし奈良
今年4月から5月にかけての一時帰国では、奈良にご縁があった。
1ヶ月間の一時帰国中に3回、行ったから。
吉野、宇陀市と桜井市、奈良まち。
今日は楽しかった奈良まちについて書こう。
わたしは神戸の出身で、今も神戸が起点、神戸から奈良の観光玄関口までは遠くはない。
阪神電鉄が三宮駅始発で奈良まで直通するようになってからは、「京都に行くより便利になったのでは」とみなさんよくおっしゃる。
いきおい、わたしがお客さんを奈良にご案内するこ場合、訪れるところは毎回、東大寺と春日大社、興福寺、以上! という感じになる。
奈良は広く、北は京都、南は三重に接し、美しい神社仏閣も、美しい仏像も、飛鳥には古代ロマンもあるのに...
今回は、ある中華薬膳レストランに行きたかったのだが、あれよあれよと人気が出てしまい、4月分の予約は取れなかった。だが行きたい! おいしいものを食べに、奈良へ行きたい! で、奈良が「庭」の友達にお願いしておいしいものを食べに連れて行ってもらったのだ。
人に連れて行ってもらうと、自分が行きそうにないところや、見落として場所に行けたりでとても楽しい。
今回も例えば春日大社は原生林の方から入る...という楽しみ方ができた。
参道の方は、現在では開けているため、昔は春日大社のお参りはこういう雰囲気だったのかも。
雨上がりの滴に輝く春日大社、龍宮城さながらであった。
平城京の華々しい朱色(に、丹色)に、木々の緑(あお、蒼色)が映えている様子が、奈良の枕詞「あおによし」になっている、とウィクショナリーには書いてあり、なるほど、冴え冴えとした色のコントラスト、まさに「あおによし」だなあと思った。
かき氷も。
連れて行ってもらわなければ行かなかったであろうチョイス、かき氷! わたしの知っているかき氷とは別物。
かき氷は、奈良には氷室神社があるので、ふさわしいのだそうだ。なるほど!
和菓子も...なんと美しい。この陰影。礼賛。
炭で焼きたての甘辛いタレの上品なお団子も...香りが...たまりません。
柿の葉寿司も好きだが、焼き鯖寿司はもっと好き。持ち帰り用に。
中川政七本店、すっごく充実していて、ぐるぐる回遊して楽しんだ。あやうく一刀彫の置物を買ってしまうところだった...次回は清水の舞台(奈良じゃないけど)から飛び降りてみようかな!
この友達グループは毎回、目先の変わったおいしいお土産を用意してくれ、涙がでるほど笑わせてもらう。
次回も期待してるで! とメッセージを送った為り。
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