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Brugge Style
ヴィツェンツア・ブレスト
忘れられないお菓子がある。
1月に旅行したイタリアはヴェネト州、ヴィツェンツアのカフェで食べたパリ・ブレストはピスタチオのクリームと黒オリーブ の組み合わせだった。
ピスタチオのクリームはパリ・ブレストであるからしてプラリネ・ムースリーヌ系ではあるもののほとんど甘くない。
ほんのり甘みのあるクリームの間に所々はさんである黒オリーブの塩気がすばらしいアクセント。
これがエスプレッソに合う合う...
このカフェ(一つ星のレストランに併設)では12時にランチ・タイムが始まる。
朝食用サンドイッチが綺麗に並べられていたショウケースの中身が12時にいっせいにカラフルなケーキに変わると、朝食を楽しむために集っていたお客が(みなたいてい新聞と犬を連れている)去り、ランチ客がワイングラスを傾けに来る。
パリ風のケーキが揃っているが、当然イタリア風のひねりがきいていてどれも素晴らしかった。
イタリア人、天才。
ウィーンの輸入食料品店ででたまたまピスタチオ・ペーストを目にしたのでとうとう家で再現してみた。
ちなみにものすごく参考になる辻調理専門学校のサイトのレシピを応用させていただいています。いい時代だ!
本家本元とはまず見た目の美しさが全然違うが、改良を重ねてあの味と姿に近づけたい。
ピスタチオのムースリーヌにミントの葉の清涼感がわたし好み。
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