インディアン・サマーのカレーパン

イングランド南部地方、今週はちと早いがインディアン・サマーと呼びたい、お天気がよく暖かい日が続く予報。

夏休みが終わって学校に戻った若者が、いい色に日焼けし、散髪もまだな髪の色は抜け、瞳がきらきらと輝いて見える．．．幼少の子にもどこか色気が漂う、そんな美しい、短い季節だ。


モロッコでのバカンスから帰り、一番最初に食べたのは炊き立てご飯とおみおつけ、だし巻き、梅干し、海苔だった。

モロッコで滞在したホテルには和食レストランその名も「生」があり、内陸のマラケシュに大西洋沿岸部から魚介が入る。
こちらは週末のみの営業時は毎夜、旧市街のホテル、ロイヤル・マンスールの和食レストランも2回利用したため、３週間以上ぶりで和食を食べるというケースではなかったのだが、旅支度をとき、家で食べる炊き立てご飯と海苔に勝るものがあるだろうか。

モロッコ料理はとてもおいしく大好き（帰宅してからすでにタンジーヤとタジンを作ったほど）。
帰りに立ち寄ったスペイン．．．スペイン料理のうまさは言わずもがなですね。タパスのような少量を何種類も食べるのが大好き！　断酒してもう長いが、食の好みは酒飲みのまま（笑）。それでも．．．


炊き立てご飯の写真を載せるのもなんなので、週末に娘が食べたいとせがむのでがんばって作ったカレーパンを。
黄金色、秋色の揚げパン。
これも日本の味の一つだ。揚げたてを立ったまま食べるのも格別なり。

食欲の秋は近い。いやもう真っ只中かしら。