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moetと申します。
ベルギーを離れ、 英国在住中。 夜景評論家/ 床の間主義者。 メール頂けますと嬉しいです。 krugkrug2004(at) yahoo(dot)co(dot)jp |
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あと何回、碧色の夏を迎えられるのだろう
あと、何回夏を迎えられるのだろう?
この絵葉書のような風景を見られるのは?
自分の寿命だけではない。
人間が引き金になって起こす自然災害、疫病、戦争、「資本」の無限運動などのためだ。
夫はわたしに聞く。
なぜ何枚も同じ風景の時刻の写真を撮るのかと。
それはねえ、わたしがいなくなれば、この風景は消滅してしまうからですよ。
これは客室の単なるシャワー室の壁。この色! こういうのは夫には「?」だが、わたしはこの色をどうしても残したい...
残したい色、日の出と日没。
ベトナムの日没の写真はもう載せたので、上の写真は夜明け。南シナ海、午前5時。
部屋のテラスに出ると、外の空気はまったく冷えていない。プールの水さえ温泉のよう。
ガラス窓には、夜の間さまよって行き場を失った水の雫が...
去年、インドネシアでレヴィ=ストロースの、なんども読み返してボロボロになった『悲しき熱帯』を再読したのだった。あの夏は、どこに行ってしまったのだろう...
わたしが私淑するレヴィ=ストロース先生は、日没には何ページも割くが、夜明け、日の出(日はまた昇る)には非常にそっけない。
こちらは日没((日没はガムランの調べ)。レヴィ=ストロースの文章は、何度読んでも、わたしはうっとりする。
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