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ばら色の都市、すみれの市街 トゥルーズ




薔薇(ばら)色の都市、菫(すみれ)の市街...

トゥルーズにはなんと美しい枕詞がついているのだろう。




薔薇色のと呼ばれるのはテラコッタれんがの建物が薔薇色だから。

菫の、と呼ばれるのはトゥルーズ近郊で菫が群生するから、だそうだ。
「菫の花、咲くころ」。

あちこちで販売されている、菫の砂糖がけのお菓子、好き。紅茶にとてもよく合う。
食事のデザートにも菫を使ったお菓子が出てきた。写真がないのが残念。




薔薇色の都市といえばモロッコのマラケシュが思い出されるが、菫の市街だなんて他に聞いたことがない。




インディゴ染料の原料として中世ヨーロッパで盛んに栽培された植物、パステル(ホソバタイセイ)も有名だ。
アブラナ科の黄色い花から青い染料が取れるなんてねえ。
現在ではハンドクリームやソープなどの生産にも使われている。




薔薇色、紫色、黄色、インディゴ色...どの色も美しい。




夕暮れさえも薔薇色。
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