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Brugge Style
わたしが激しく欠いているもの
親友のKが、わたしのブログには
レストラン、パーティー、旅行記、買い物、そして夫の仕事のネタ
以上が欠けていると言った。
そして「そういうことに関してめっちゃネタあるんとちゃうの?」と。
おお、さすがK。
わたしはまさに意図的にこれらのネタを極力使わないことにしているのである。
(反対にわたしが無意識に書いていないネタとは何だろう。わたしの抑圧された欲望。トラウマ。)
なぜならば、これらはイベント自体に華があるので、わたしの文章能力が完敗してしまい、「何月何日どこそこに行った。誰々が来ていて、何々が旨かった。すごくかわいかった。おもしろかった。すごく楽しかった。」という小学生の作文になってしまうからだ。
自分の整理のできていない言葉や昔話を垂れ流しするよりも、小学生の作文を書いて公表する方が恥ずかしいと感じるわたしの公共心とはいったいどんなレベルなのかと思ってしまうが、そういう風に感じるのである。
そこでちょっと考えてみた。
たぶん、わたしは「生きる」ことには希望はほとんどないが、「生き直す」ことの方には希望があると思っているのだ。

ああ、何かワケのわからないことを言っている自分。
いっつもね。
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いやなことを忘れつつ
今朝、公道に面している書斎の窓から、わたしの車のすぐ後ろに縦列駐車しようとしている黒のフォルクスワーゲンが見えた。
十分な幅がないことは歴然としているのに、何度もモタモタ出たり入ったりを繰り返している。縦列駐車がサッとできないと外出不可能なヨーロッパの交通事情であるから、こういう人はあまりいない。初心者か?
そこへどこからか背の高い白髪の男性が登場。この辺では見かけない人だ。その人物はモタモタワーゲンの運転手とオーバーな身振りで会話をし始めた。
結局そのワーゲンは走り去り...
おかしいなと思いつつ、それから何時間かしてから表へ出たら。
ヤラレタ。
当て逃げ~!
...このワーゲンを勝手に犯人に仕立て上げ、犯行現場でいろいろな可能性を推理してみる。
もしかしたら全くの冤罪かもしれないのに(笑)。
この公道で当てられたの、5年間で2回目である。
お向かいの旦那さんが、毎日毎回マメに駐車場に車を入れているのがなぜか分かったような気がする。
ああ、郊外の、門を開けたらそのまま車寄せにドライブインできるロータリーつきの家、憧れるな。ブルージュ市内じゃ無理だが、余裕で車を乗り入れられる(駐車場ではなく、車寄せが欲しいのだ)そういう家に引っ越したい。デザインは、あのデザイナーに頼もう。連絡先....どこかにあったな。写真集の奥付だったっけ?
もちろん当てられても気にならない車に乗るという手もある。わたしはそういう感覚も嫌じゃないけど、夫がオッケーとは言わないだろう。何しろ車は「車は男性エゴの延長部分である」という神話を無意識に信じている男性の「男性エゴの延長部分」だから(笑)。
あの人もこの人も、すごい車に乗ってるよな。あ、あの人はこの前5台目のフェラーリを買ったって言ってたっけ...あの人なら女性が何個も何個もカバンを買ってくる心理、分かってくれるかも...
ウチのガレージは昔の馬車入れだそうである。メルセデスAクラスが無理してギリギリ入れられる門の幅しかないのだが、拡張工事は市から許されていない。
でも...ホンマかな。馬車入れやったって。馬車は入れらそうやけど、じゃあ馬はどこに?どこに片付けてたんやろ?
馬と御者はやっぱりレンタル?そういう話、昔の小説で読んだことがあるような...「ボヴァリー夫人」とかだっけ?
馬入れじゃなくてただの荷物入れだったっていう可能性はないだろうか?ちょっと調べてみよう。
...こうして芋づる式に他のことに気を取られだすと元々の問題(今回は車の傷)のことが全然気にならなくなるB型なのであった。
天気、早く回復せえへんかな~(寒いのである)。

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(妄)ジェットセッター
LA のB店から「ショーとパーティーがあるのだが、出席しないか?」という丁重な電話があった。
そこで、行って来た。
と書いたら、ブログネタになるだろうな~と思った(笑)。
確かに去年も買い物をしたし、今年に入ってからは出張中の夫にパシリをさせたが、何を間違えたらわたしが自家用ジェットでも所有しているように勘違いできるのであろう。
そんな富豪はこんなセコいブログを書いてませんって。
あ、これはカモフラージュだっけ(笑)。
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